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2016.11.26

葵・フーバー原画展

テキスタイルや絵本、おもちゃなど、幅広くデザインや絵画を
数多く手がけられている葵・フーバーさん。
先日swimmieより発売となった新作のハンカチ、
そしてswimmie銀座店限定のハンカチの原画を展示させていただきます。

期間:11/28(mon)-12/11(sun)
場所:swimmie 銀座店

当たり前ですが、作家が描いたありのままの線や色を見ることができる原画。
いくらプリントの技術がよくても、プロダクトがよくても、
それはまたきっと別の話で、
そこにはそれ以上のそこにしかないものを感じとることができると思います。
原画とプロダクト(ハンカチ)では、
色やレイアウトがちがうというのも、またおもしろいところ。
貴重な機会ですので、ぜひご覧いただきたいです。

先日、葵さんにお会いした際、新作のcampを首にきゅっと巻いていてくださり、
その姿がとても素敵でした。
葵さんもハンカチの仕上がりに大満足してくださっているそうです。

ahk002-campo

campo///
丸や三角、大きい四角。
ならべたらひとつの場所になった。
空から見た畑?村?山?
どんな風景がひろがるかな。
52×52cm,cotton100%,2000yen+tax

ahk003-pesce

pesce///
数え切れない海の中の魚たち 自分の世界だけのよう。
自由に生き生きと泳いでいて、 うらやましくもなったりする。
28×28cm,cotton100%,1000yen+tax

ahk004-gatto

gatto///
赤、黄、紫、
笑っていたり、
むっつりしたり、
猫は気まぐれ。
見ているだけでなんだか楽しい。
28×28cm,cotton100%,1000yen+tax

aoi_YnG_Blue_small aoi_YnG_purple_small

YUME NO GINZA///(swimmie銀座店限定)
普段外国に暮らす私が、銀座を描きました。
今、昔、想像が混じりあって、
生まれた街は何だか不思議で、
世界中どこにもないような、
でもどこかで見たような、
みんなが夢見たような銀座になりました。
52×52cm,cotton100%,1500yen+tax

 

■葵・フーバー
1936年東京生まれ。東京藝術大学卒業。
スウェーデン王立芸術デザイン大学で学んだ後、1961年にミラノに活動拠点を移し、マックス・フーバーのスタジオでイラストレーションを手がける。
現在までテキスタイル、絵本、おもちゃなどのデザインや絵画制作を行う。
スイス在住。
2014年スタジオ・プントビルゴラを東京・東日本橋に設立。

私の好きなハンカチインタビュー

2016.11.17

女心

飾り気がないシンプルなものがお好きな方でも
レースにはどこかときめいてしまうのが女心ではないでしょうか。

コットンレース生地とやさしい肌触りのオーガニックコットンを2枚重ねにして
額縁にレースをおさめたようなハンカチをつくりました。

ちいさめな作りですが、二重になった生地は吸水もいいです。

カバンの目隠しや、花瓶敷きに使われる方も多くいらっしゃるようです。

しっとりとした上品さのあるハンカチは
ぜひ大人の女性にもっていただきたい一枚です。

laceflame01

レースフレームハンカチ  グレー ベージュ
26cm×26cm, cotton 100%,2500yen+tax

汗をあまりかかない季節だからこそ、実用的な面だけではなく、
マナーやファッションアイテムという面でも、
あらためてハンカチを持つということに意識をしてみてはいかがでしょうか?
ハンカチとの生活は思わぬ発見をくれるかもしれません。
こんなハンカチだったら持ってみたい!プレゼントしたい!というものを
ご提案できるハンカチ屋でありたいと私たちは考えています。

 

2016.11.08

こよみチーフ ◯スタンプフェア◯ 11/9-27

11月がはじまって、街はもうクリスマスムードが漂ってきましたね。
クリスマスが終わったら、もうお正月。
もう今年が終わってしまう…という、あてのない焦りを何だか抱えつつも、
来年のたのしい予定などもちらほらでてきたころではないでしょうか?
そうなると、カレンダーや手帳に印をつけたくなりますよね。

swimmie銀座店ではカレンダーがプリントされたオリジナルハンカチ
“こよみチーフ”をお買い上げの方に、
お好きなスタンプを無料で押していただけるフェアを開催いたします。

a

◯期間:11/9(wed)-27(sun)

店頭では日頃、有料でオーダー刺繍を承っておりますが、
「せっかくなら自分で作ってみたい!」「たくさん印をつけたい!」
「すぐに持ち帰りたい!」
…というご要望にもお答えできるかと思います。

誕生日や結婚記念日、忘れたくない日、
何気ない日常の記録にも印をつけることで特別な日になりそうです。

カバンやポケットに入れて持ち歩くだけでなく、
お部屋に飾っていただいても素敵です。

b

2016年、2017年のこよみチーフどちらもご用意しております。
またすでにお買い上げいただいたこよみチーフをお持ちいただいても大丈夫です。

みなさまのお越しをお待ちしております。

 

2016.11.07

展示のお知らせ -葵・フーバー-

swimmieでハンカチのデザインをしていただいている葵・フーバーさん、
そして、H TOKYOからハンカチが発売となるマックス・フーバーさんが
それぞれ京都で展示をされます。

●Aoi Huber
[Negozio Puntovirgola]
日程:11/10(thu)-29(tue)
場所:PUNTOPUNTO 11:00~16:00 水曜定休

[絵本「あいであ」原画展]
日程:11/16(wed)-30(wed)
場所:誠光社 10:00~20:00

●Max Huber
[Fotografie]
日程:11/8(tue)-27(sun)
場所:SUTAGA KYOTO 11:00~19:00 月曜定休

H TOKYO京都店では、11/9(wed)-23(wed)の期間中、
おふたりの新作ハンカチの他、
通常swimmie銀座店限定販売の「YUME NO GINZAハンカチ」も
期間限定でお手に取っていただけます。

また、ハンカチの原画やその他の作品もご覧いただける貴重な機会になります。

紅葉が美しい京都、ぜひ巡っていただきたいです。

2016.11.07

新作ハンカチ -葵・フーバー-

ahk002-campo
campo///
丸や三角、大きい四角。
ならべたらひとつの場所になった。
空から見た畑?村?山?
どんな風景がひろがるかな。
52×52cm,cotton100%,2000yen+tax

ahk003-pesce
pesce///
数え切れない海の中の魚たち
自分の世界だけのよう。
自由に生き生きと泳いでいて、
うらやましくもなったりする。
28×28cm,cotton100%,1000yen+tax

ahk004-gatto
gatto///
赤、黄、紫、
笑っていたり、むっつりしたり、
猫は気まぐれ。
見ているだけでなんだか楽しい。
28×28cm,cotton100%,1000yen+tax

△◯◇

葵・フーバー氏による新作ハンカチ3柄が11/9〜登場します。

pesce:魚とgatto:猫の柄のハンカチはswimmieでは初となるキッズサイズ。
素材はオーガニックコットンガーゼを使用したやわらかな風合いです。
どんな場所でも、さっとポケットから取り出して、
名前をつけてみたり、物語をつくったり…
想像力豊なこどもとあれこれお話するのはきっとたのしいですね。

■葵・フーバー
1936年東京生まれ。東京藝術大学卒業。
スウェーデン王立芸術デザイン大学で学んだ後、1961年にミラノに活動拠点を移し、マックス・フーバーのスタジオでイラストレーションを手がける。
現在までテキスタイル、絵本、おもちゃなどのデザインや絵画制作を行う。
スイス在住。
2014年スタジオ・プントビルゴラを東京・東日本橋に設立。

2016.11.04

11月展開予定

11月展開予定です。

11.3(木)-12.25(日)LOFT渋谷店 1F

11.10(木)-11.23(水)punto punto・京都
「点と点をつなぐ:葵フーバーのイラストレーション」葵フーバー ハンカチ展開

11.19(土)- LT LOTTO AND TRES・福岡

2016.11.03

私の好きなハンカチ episode-17 後編

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

17人目はswimmieでハンカチのデザインをしていただいている
frumafar.(フラマファー)のエバタマリコさんです。
frumafar.はNYで出会った3人で活動しているテキスタイルデザイナーユニット。
そのメインデザイナーであるエバタさんはとても気さくで楽しいお人柄。
おしゃべりは尽きずついつい長い間お引き止めしてしまいました。
制作の過程やfrumafar.メンバーについてもお話いただいております。
前編につづき後編をお届けします。

h

—frumafar.は3人のテキスタイルデザイナーユニットですが、
どのようにして結成をされたのですか?

私がNYの大学を卒業してインターンで入ったテキスタイルデザイン事務所で
ノムラと山下がバリバリ働いていたのが出会いです。
そこでいろいろお二人に教えてもらったんです。
ほどなくして私はアパレルの企業に就職が決まったので事務所は辞めました。
それから10年くらい経って、懐かしいから集まろということになって、
最近どう?みたいな話から、デザインの話になり、
オリジナルのテキスタイルデザインをやってみたいねという展開になり、
まずは会社ではなくて、フリーランスのかたちで、
何か3人で協力をしてやれるものをやらないかということで始まりました。

—はじめにswimmieで6柄のハンカチをつくらせていただきましたが、
もともとfrumafar.でもテキスタイルにされている柄でしたよね。
ハンカチになってみていかがでしたか?

frumafar.でプリントしている生地はおもにUSAコットンを使用して、
アメリカの工場でプリントをしています。
ハンカチ用にハンカチ屋さんと作るということも初めてだったので、
どの辺まで希望を伝えたらいいのだろうと思っていたのですが、
サンプルをいただいたときに、これはまさにこういう感じ!って
いうのが出来上がってきたのでよかったです。

それと、ちょうど私が妊娠中にswimmieでのハンカチの企画がはじまって、
swimmieのスタートの頃にちょうど娘が生まれて。
娘の誕生とswimmie誕生と、いろいろな意味で一緒にに歩んできたみたいな
思い入れが勝手にあるので、とっておきのハンカチたちですね。

swimmieのショップで自分たちのハンカチを見たときに、
よく仕上げていただいたなと 笑
やっぱり同じ布でもカットクロスと製品になったハンカチでは
四方を縫っただけでもこんなにも大きく変わってくるんだと実感しました。

—そう思っていただいててよかったです!
テキスタイルの柄や布を提供されていらっしゃるので、その先にどういうものが
できたかというのをすべて把握されているわけではないですもんね?

そうですね。作ったものを見せてくださる方もいらっしゃるのですが、
やっぱり使い方がひとそれぞれでこんな風に使うんだとか、
新たな発見があったりしますね。
生地は素材の立場なので素材提供という感じになるので、
どんなに料理なるのか楽しみですね。
自分だったらこういうものを作りたいからこの柄を…とか
そこまで考えて決めつけてつくった方がいいのか、
それとも少し余白をのこした感じで生地はそこで終わらせておいた方がいいのか、
どうしようかと…作る側としては悩ましいところがありますね。

フリーランスでやってたときは
アパレルの会社に柄を提供していることが多かったので
デザイナーさんが例えばこの柄はパーカーにするんだという
ある程度のガイドラインが決まっていたので、
そのテーマに合わせて私はそのモチーフを描くということで
一歩踏み込まなくてもいい、踏み込まないという立場だったんですが、
やっぱり一歩踏み込みたいという気持ちもあったので、
そこはfrumafar.としてやろうという感じもありました。

逆にいえば、テーマも決まっていて、
提供するっていうときはある意味、
限られた中でいかに自分を出すかということを楽しんだりするのですが、
今思うと、逆にその枠が心地よかったかもしれません。
私が作った柄でも私の名前がでるわけでもないので、
自分だけが知っているっていうことを密かに楽しんでたとい覚えがあって、
でもいざfrumafar.でやろうとなったときに、
すごい責任感が生まれて「なんでやってしまったんだろう…」
って思うこともありますね 笑

—3人でデザインをされていらっしゃいますが、
frumafar.としての統一性みたいなものはどうしていらっしゃるのですか?

そうですね。本当にみんな作風が違うので、
私がイメージをつたえて他の2人に描いてもらったりもします。
例えばこの「feather forest」ですが、
もともと有名な画家のピアノの鍵盤の絵を本でみたときに、
ピアノの鍵盤をプリントにしてリピートにしたら、
ストライプのようになっていいのでは?と思ったのがきっかけで、
私はそういうのが描けないので、メンバーのノムラに
インスピレーションを伝えてできたのが、この柄なんです。
モチーフは全然ちがったのですが、すごく気に入っています。

ijpg
sumi ribbon Doughnuts Lover’s Stripe dance with cats
feather forest Garden Party Bouquet sunset ripple

—「feather forest」以外の5柄はエバタさんのデザインですよね。
どんな背景があるのかいくつか教えてください。

「Doughnuts Lover’s Stripe」はNYに住んでいたときに
ダンキンドーナツが大好きで本当によく食べていたんです。
ダンキンのコーヒーも好きで、毎朝コーヒーを買って出勤をしていたのですが、
休日は近くにお店がなかったので、
豆を買っておウチでダンキンのコーヒーを飲んでいたくらいです 笑
日本に帰ってきてあのドーナツが恋しいって気持ちで描いたんだと思います。
なので、ドーナツは絵ではなくて、
もうそのもののダンキンドーナツの写真を素材にしました。
あれが食べたいんだーっという気持ちで 笑
やろうと思ってやれてないのですが、
あの生地で三角巾やエプロンなどキッチングッズをつくってみたいですね!

「dance with cats」の猫は姉が飼っている黒猫を描いたのですが、
本当はしっぽがとても短いニャンコなんです。
でも、黒くてしっぽが短いとどうしてもクマみたいに見えてしまうので、
しっぽは長くして描きました 笑

—新作のハンカチ2柄はハンカチになることを想定して考えていただきましたが、
洋服のテキスタイルだと立体になりますが、ハンカチだと平面ですよね。
柄を考える上での違いなどありましたか?

あのときは本当に画家になった気持ちになりましたね 笑
平面なので真っ白なキャンパスに向かう感じで、
ごまかしがきかないというか…笑
普段いつもあれ描きたいこれ描きたいといっているくせに
いざとなると、頭真っ白みたいな。
私は今、こういう気分、こういうプリントがほしいというのが
うまくswimmieとマッチングしたらいいかなと思って描きました。
それが新作で発売される「SABOTEN」と「Nail Dance」です。
自分の生活に身近なものというのはやっぱりでてきますね。

「SABOTEN」は、サボテンのふっくらとした丸い葉とそれとは裏腹に
チクチクとした鋭いトゲのギャップを布の上に散りばめて刺されずに
サボテンの愛らしさを楽しみたいという想いから出来上がったデザインで、
「Nail Dance」は、色とりどりの鮮やかなカラーを乗せた爪は
わくわくしたり、ちょっともじもじしたり、つんとしているようにも見える
そんな乙女心をもつ個性豊かな爪たちを主役にしたデザインです。

j

—ありがとうございました。
いろいろなお話をお伺いできて、ますますファンになりました!
これからもfrumafar.のテキスタイルを楽しみにしています。



frumafar.
ニューヨークで知り合った日本人3人のデザイナーによるユニット。
ファッションからインテリアまで楽しめるテキスタイルデザインがコンセプト。

2016.11.03

私の好きなハンカチ episode-17 前編

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

17人目はswimmieでハンカチのデザインをしていただいている
frumafar.(フラマファー)のエバタマリコさんです。
frumafar.はNYで出会った3人で活動しているテキスタイルデザイナーユニット。
そのメインデザイナーであるエバタさんはとても気さくで楽しいお人柄。
おしゃべりは尽きずついつい長い間お引き止めしてしまいました。
制作の過程やfrumafar.メンバーについてもお話いただいております。
前編、後編にわけてお届けします。

a

—たくさんハンカチをお持ちいただきありがとうございます。
まずはどちらからご紹介いただきましょうか?

今回、3セットを持ってきたんですが、
ではまず、「ピンクの一目惚れ」シリーズから 笑
普段気に入ってつかっているものなのですが
鹿児島睦さんの木版プリントのハンカチで
妊娠中に、あ!かわいい…とおもわず買ったものなのですが、
買ったときに比べて随分色褪せてしまいました。
こんなに使って色褪せてもそれはそれで雰囲気があって素敵なのです。

—布は使っているうちにその人なりの育てている感がでてくるので、
それも良さですよね。

そうですね。愛着も湧いてきますよね。
本当にお気に入りなので第二弾を買うことも考えています。
もう一枚のハンカチなのですが、これは一昨日
益子に益子焼を見に行ったんですが、
そこでたまたま見つけた手織りのコットンハンカチです。
ちょうどピンクのハンカチが欲しいなと思っていたら出会った
一目惚れハンカチです。
ちょうど鹿児島さんのハンカチを持っていたんですが、
この色褪せたピンクとこの手織りのピンク私の好きなピンクだ!って。
ラオスで織られたものらしいのですが、まだ使っていないので、
使い心地をお伝えできなくて残念ですが、これから使うのが楽しみな一枚です。

b

—今日のお召し物もピンクですね。
そうなんです。今日、何を着ていこうかなと考えたんですが、
いつも作業をするときに着ているこの服が一番私らしいなと思って。
何年も着ているので、これも褪せてしまっているんですが、
やっぱりこのピンクが好きなんですよね。

—では、2セット目はどんなハンカチたちですか?
これはNYにいたときに蚤の市で購入したハンカチたちです。
週末になると個性あるハンカチやスカーフを売っている人たちがいたんです。
その中でも大事にしているのはこのヴィンテージのレース編みのハンカチです。
これはもったいないので普段ほとんど使わないのですが、
結婚式などのパーティのときに使わないけど持っていく、
特別な日のハンカチです。

c

もうひとつは、タスマニアのお土産ハンカチ。
他にもカナダやハワイのもので「ALOHA」とかかいてあったり…
お土産ハンカチはプリントがおもしろくていろいろ集めていたのですが、
普段使いをしてボロボロになってしまったので今はもう残ってないんです。
まさかハンカチの話をする機会があるなんて考えてもなかったので。
残しておけばよかったですよね。
これは小さかったので、普段使いをしないで取って置いたものがでてきました。

d

—お土産ハンカチ、楽しいですよね!昔はたくさんあったみたいですね。
日本にも各地にあったら旅行が楽しくなりますね。

—3セット目はどんなハンカチたちですか?
最近あみだした「持っていると便利なハンカチ」です!
この恐竜のハンカチはそろそろハンカチを使うかなと娘用に買ったハンカチです。
娘もすごく気に入っていて。
娘がぐずり出したときにもハンカチがすごく役立つことが多くて。
すごいです、ハンカチのパワー!
いつも手を拭いたり、鼻水を拭いたりしているハンカチと
恐竜さんのは違うことがわかるみたいで
娘に「はい、◯◯ちゃんのハンカチだよー」って渡すと喜んで持ち歩きます。
絵本も何もない状態の時に、
「これは?なにかな?怪獣の卵が生まれるねー」とかお話をすると
うきゃきゃうきゃきゃと喜ぶんでで、しめしめって思います 笑
電車の中でもグズグズすると、さっと出せて便利なんです。
子供心がわかるプリントで、
くり抜きされた丸窓もとてもよいアイディアだなと思います。
持ち歩ける絵本として活躍してくれています。

e

これは自分用に購入したswimmieのシシヤマザキさんのハンカチなのですが、
この柄を娘も楽しんでくれてるんです。
「ほら、およいでるよ~」とかいうと、
「ぷーる!ぷーる~!」っていって、
「じゃあ、今度プールいこうねー」って感じで盛り上がるんです 笑
これは何をしてるんだろうねーとかお話をしたり、同じポースをしてみたり、
やっぱり図案の力ですね!

f
*実際に娘さんとの会話を再現してくれているエバタさん

—そのうち顔に目や口とか、描いちゃいそうですね。
そうですね。やっちゃいますね!
娘とシシさんのコラボレーションみたいな感じになりそうで
それはそれで楽しいですね 笑

子供が生まれてからは毎日ハンカチを2、3枚持つようになりました。
ひとりで使っているときのハンカチの目的と
子供といる時のハンカチがまた変わっておもしろいなと思いました。
ハンカチとの繋がりが深くなったような気がします。

g

—他に好きなハンカチの使い方はありますか?
そうですね。
カゴバッグを持つようになったので、目隠し用に上に敷いてます。
あとは冷たいジューズを買ったときなどに、水滴がつくので
ハンカチで包んで持ったり、お弁当を包んだり…

NYにいたときは、ハンカチ文化は自分の中でもなくなってしまっていたので、
日本に戻ってきてからは、日本はいろいろなプリントのハンカチがあって
遊べますからね、楽しいなと思いました。
持ち歩くアートじゃないですげど、そのときの気分で選べますもんね。
あとはプレゼントでハンカチをいただく機会も多いですね。
使うたびにその人のことを思い出すのでそれもすごくいいなと思いました。
なので、自分もあげるものはハンカチがいいなと
ギフトでハンカチをあげる機会も増えました。

—ハンカチは何枚お持ちですか?
40、50枚くらいですかね。
確実にNYにいるときは数枚くらいで
日本に帰ってきてから少し増えて、
てぬぐい生地のハンカチを数年前はよく使っていました。
もらったものがそのころは20枚くらいですかね。
子供が生まれて一気に増えました。
その前の記憶はないです…
きっと親が買ってくれたハンカチを使っていたと思います。

—ハンカチにまつわる思い出はありますか?
どうして私はハンカチを…みたいなことを考えていて思い出したんですが、
実用的ではないのですが、小学3年生くらいのときに
クリスマスの典型的な赤と緑のストライプにサンタさんがかいてあるハンカチが
たまたま家にあって、そのハンカチを勉強机にテーブルクロスのように敷いて、
わくわくしながらみていたのを覚えています。
祖父母の家でクリスマスやひな祭りの飾りのイベントをするのが恒例の家で、
自分の家ではクリスマスツリーもなかったんですよ。
クリスマスとかって当日に向かう気持ちを楽しむものなので、
日々それを見ながら楽しみにしていました。
子供なので想像力が豊かできっといろいろなことを想像していたんでしょうね。
小学生の私には美術館なんかにはなかなか行けなかったので
プリントのデザインが唯一のアートというか。
身近なデザインがハンカチだったような気がして、
それでプリントの凄さを思い知りましたね。
なので、子供のころにふれるハンカチって大事だなと思います。
今日のインタビューのこともあり、
ここ数日ハンカチのことをよく考えていたのですが、
やっぱり子供のときから自分のお気に入りのハンカチを
持たせた方がいいのかなと思いました。

—H TOKYO/swimmieを知ったきっかけは?
KITTEができたばかりのときに、
H TOKYOのお店を見つけて、わっ!すごく素敵…と思って。
てぬぐい屋さんとかはよくみかけていたのですが、
ハンカチ専門店ってめずらしいですよね。
frumafar.のハンカチも作れたらと勝手に思って、
すぐにお店に電話をしてアポイントをとったんです。
その時は先染めのシックなものがH TOKYOでは多かったので、
やっぱりfrumafar.みたいなプリントは必要じゃないかも…と思ったのですが、
新しいラインが始まるというので(のちのswimmie)
気に入ってもらえてハンカチを作ることになりました。
布になっている方がイメージが伝わりやすいかなと思ったので、
打ち合わせの時はfrumafar.で作っているカットクロスを見てもらいました。

—すばらしい行動力ですね。
KITTEでH TOKYOを見つけていただいてありがとうございます。
そしてタイミングも!ご一緒することができてとてもうれしいです。

—frumafar.とswimmieのハンカチや制作のことについては後編へ—