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2017.03.11

apples & oranges

現在、swimmie銀座店にて
eternal tenderness greenの中原緑さんがデザインをする
Handmade in Japanのバッグブランド「apples & oranges」の
バッグを3/21まで特別に展示販売をさせていただいております。

2017年2月に設立されたばかりのブランドですので、
実際にお手にとってご覧いただけるのはswimmieが初めてだそうです。

そこで、なんと、apples & orangesのみなさまが下記のスケジュールで
swimmie銀座店に在店してくださることになりました。

3/12(日)11:00-15:00 クリエイティブリード 佐久間海土さん
3/18(土)11:00-16:00 代表 小田駿ーさん
3/19(日)11:00-15:00 テキスタイルデザイナー 中原緑さん

バッグを手に取っていただきながら、
三者三様のお話がうかがえる貴重な機会です。

永久お直し保証が約束されたバッグ。
個々の毎日にそっとずっと寄り添っていてくれるようでそれだけで心強いですし、
apples & orangesの覚悟もそこからうかがえますよね。

ぜひ店頭にお立寄りくださいませ。

ショルダーバッグ(umi)着用画像

2017.03.07

新作ハンカチ -eternal tenderness green-

etgイメージb

春がきた 春がきた どこにきた

eternal tenderness greenデザインによる刺繍入りハンカチが登場です。
(3/8〜発売)
春の空気がふんわりとふくまれたような綿毛の刺繍。

デザイナーと日本の職人の信頼関係や細やかなコミニュケーションから
美しく組織された刺繍が出来上がりました。

DSC00037

life  [yellow][gray]///
タンポポの綿毛が命をリレーしている事に気付いて描いた絵が元になっています。
タンポポは
青々とした葉っぱをつけて
眩しい位に黄色く咲き誇って
おばあちゃんになって真っ白になった後
ちゃんと
綿毛になって種になってふわふわ
空に飛んで命を繋ぐリレーをしてる

そうやって今まで命を繋いできて
そうやってこれからも命をリレーしていく

2700yen+tax,35cm×35cm,cotton100%

・・・

3/8 – 3/21まで swimmie銀座店では「life」の原画の展示と
eternal tenderness greenの中原緑さんがデザインをする
Handmade in Japanのバッグブランド「apples & oranges」の
バッグを特別に展示販売をしております。
2017年2月に設立されたばかりのブランドですので、
実際にお手にとってご覧いただけるのはswimmieが初めてだそうです。

ショルダーバッグ(kaze)着用画像

毎日でも使いたくなる、心地よさと
毎日が少しだけ違って見える、テキスタイル。
いつもいっしょにいたくなるような毎日を
”手渡せる”ようにハンドメイドにこだわってつくられています。

ショルダーバッグ(daichi)

お直しイメージ画像

素材はすべてコットン100%の丈夫かつ肌触りのいい
柔らかい帆布が使用されています。

クラッチバッグ、トートバッグ、ショルダーバッグの3型
「umi」「daichi」「sora」「kaze」の4柄のご用意です。

ハンカチもバッグも、
中原さんのフィルターを通した何気ない日常の美しさが表現されており、
中原さん自身の柔らかさ、やさしさがそのまま作品に投影されているようです。
それを日常で使いながら、私たちはまたあらためて日常の美しさを
感じることができると思います。

ぜひこの機会にお立寄くださいませ。

eternal tenderness green
北海道生まれ。四人兄妹の次女として育つ。幼い頃から美術を好み、広い庭で大自然の中遊びふける日々。2007年、武蔵野美術大学卒業。卒業後、寝具会社の商品企画部勤務。2009年よりフリーランス。docomo ie love zoku、スパイラルSICF14、rooms29参加。docomo d クリエイターズデザイン提供。東京都美術館ミュージアムショップ、インテリアショプtransista商品取り扱い。装苑、FUDGE、クシュフル等掲載雑誌多数。

2017.03.04

私の好きなハンカチ episode-21 後編

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

21人目はswimmieのディレクションを担当する亀山薫さんです。
銀座店が1周年を迎えるにあたってハンカチへの想いを聞いてみました。
好きなハンカチの話からswimmieディレクターとして
またクリエイターとしての考え方など
様々な側面から話を聞くことができました。
前編後編に分けてお届けします。
後編はH TOKYOで働き始めたころのことや
swimmieのディレクターとしての話などをお届けします。

A-2

—H TOKYOのハンカチを知ったきっかけはなんですか?
2009年に紹介で週2日、働き始めたことですね。
もうすぐ丸8年になります。
働くようになってからはすごくハンカチを
意識するようになりました。
それまでも生地そのものに興味がありましたし、
四角い仲間でいうと、スカーフが一番好きでしたね。
母が昔使っていたものをもらったり、
古着屋さんとかでもよく買っていました。

K
※オープン当初の三宿店

—ハンカチ屋で働くことに対してはどうでしたか?
ハンカチ屋のバイトがあるよって紹介してもらった時に
「え?ハンカチ屋?!ハンカチだけなの??」と思いましたし、
ハンカチ屋と聞いて初めにイメージしたのはなぜか駄菓子屋的な感じでした 笑
暇なのかな…とも正直思いましたが、
実際はやる事がたくさんで一日があっという間でしたね。
布も好きでしたし、刺繍をしたり、
自分の制作にも近い部分があったのでとても興味がありました。
あとは入って3回目で一人でお店を任されてびっくりしました 笑
一人でお店を任されるという経験がなかったので
不安でもありましたし、衝撃でしたね。
はじめはすごく緊張していたことを覚えています。
自分の活動は家やアトリエで引きこもって制作をしていたこともあり、
働きはじめてからは本当に楽しくて、
仕事なんですが、ある意味息抜きのような感覚がありました。

—ご自身でもito*melという屋号で活動されていらっしゃいますが、
生地は昔から好きだったのですか?

はじめるまでは今ほどには意識はしていなかったと思います。
自分のブランドでは「生地を使う」というよりも
「生地を編んで作る」ということをしていたので
どうやって作られるのだろう?というところには
すごく興味がありましたね。
他にもビーズや革、ニットなどを使用しているのですが
生地はバッグの裏地のように補強のために使ったり、
テープ状にして糸として編むのに使っていましたね。
でも裏地も素敵だといいなと思って
いろいろな生地をよく見るようになりました。

—ハンカチは何枚お持ちですか?
数えてみたら130枚以上ありました!
引き出し1段にびっちり収まっています。
ほぼH TOKYOとswimmieのハンカチです。
仕事の道具っていうのも違うんですけど
でも自分で実際に使って、
経年変化を確かめたいということもありますしね。
もう素材がなくて二度と作れないとか言われてしまうと
やっぱりついつい気になって買ってしまいますね 笑
この調子でこれからまたどんどん増えていきますよね。

—すごい数ですね!
でも先ほどもお話していただいたように
勉強や資料っていうところもありますよね?

そうですね。
コレクションみたいなところもあるかもしれませんね。

—swimmieを立ち上げたのが2014年の6月ですよね?
どういった形でスタートしたのですか?

2013年にレディースメインのハンカチを
スタートさせたいという話がオーナーからあり、
まずはito*melとしてハンカチの柄を
描きませんか?というのが始まりでした。
その後、依頼をさせていただく作家さんのセレクトや
コンセプトを考えたり、デザインをしたりといったディレクションを
お願いできないかというお話もいただきました。
2014年の初めくらいに本格的にスタートしたような感じです。
その頃はすでに新潟に住んでおり、
販売の仕事はお休みをさせていただいていたのですが、
こんなカタチで携ることができるなんて思ってもいなかったので、
お話をいたただけて本当にうれしかったですね。

—コンセプトは亀山さんが考えたものですか?
そうですね。
どんなイメージのブランドにするかというところも提案させていただきました。
H TOKYOというメンズメインのブランドがすでにある中で、
同じくハンカチの新しいラインだったので
同じでは意味がないですし、別の角度から考えていきました。
「男性」と「女性」ということを考えたときに
「女性」ってなんだろう?と思って
たどり着いたのが「水」でした。

—「水」ですか?
はい。
水は気体、液体、固体と条件によって姿が変わりますよね。
でも本質は変わらない。
女性も一人の人間という本質は変わらないまでも、あらゆる面で姿を変えます。
その流動的な(フレキシブルな)ところが女性らしさなのではと考えました。
娘、妻、母、いち社会人…ときどき男よりも男だったり
男性もそうかもしれませんが、より女性の方がそれを強く感じます。
このコンセプトは自分の中でもすんなり出てきたように思います。
「swimmie(スイミー)」というブランドの名前を決めたのはオーナーです。

—どうしてswimmieだったのですか?
水の「スイ」と「三態」で「スイミー」です。
よく間違えられますが、魚のスイミーとは関係ないです 笑

—その後6月にお披露目したんですね?
まずは展示場所が世田谷ものづくり学校に決まって
すごく広い場所だったので、50柄は必要だ!ってなりました 笑
その展示をするときには12作家さんにお願いして
一緒に作っていただきました。
swimmieのオリジナルデザインのハンカチの展開は
この展示が終わってからスタートしました。

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※ものづくり学校での展示の様子

—そこから催事などで展開をしていきましたね。
二子玉川の高島屋に始まり、新宿ルミネ、
あとは短期間で池袋パルコや、立川ルミネなど転々としていました。
それでようやく2016年3月31日に
東急プラザ銀座のオープンと共にお店をスタートさせました。

O

—お店はオーナーやマネージャーと話をしながら作っていった感じですか?
そうですね。
お店のデザインをしていただいたgift_labの後藤さんにも
大変お世話になりました。
小さなお店ですし、とにかくハンカチが目立つように
シンプルな作りにできればと思いました。
あとはH TOKYOのお店との差別化ができることと
シンプルながら何か面白い仕掛けができればと思いました。
「水」というコンセプトを伝えられるようにもしたかったので
光の反射を使って水の揺ぎを壁に映しました。
本当は水が流れたりできたらよかったですけど むずかしいですしね 笑
ものづくり学校での展示から飼っていたメダカたちも活躍してくれて
スイスイと泳いでくれると揺らいでとっても綺麗なんです。
大事な演出スタッフたちですね!
子供たちもどんどん生まれているようです。

O02

—ito*melとしてもハンカチの柄を作っていますよね?
デザインの発想はどんなところからきているんですか?

「ことば」の入ったハンカチシリーズは、
ito*melで「かばんのなか」というシリーズのバッグを作っているのですが、
バッグの中ってかなりパーソナルなものだと思うんですよね。
いろいろなモノや感情のカケラが入っていたりして、
小さな宇宙だなって思ったんです。
「バッグの中をみせて」なんて簡単にはいってはいけないような…
そんなパーソナルな場所だからこそ
ふとしたときに我に返れるような、落ち着く場所なのかも知れないって思って
バッグをのぞいたときにその人にしかわからないような
その人にとってのおまじない的な「ことば」を入れたいなと考え、
詩人のしおいりあさこさんに「ことば」をお願いしました。

ハンカチもそのシリーズの延長で、
前編でお話したようなパーソナルなものではあるし、
いままでたくさんのハンカチに触れてきた中で、
swimmieらしさが出るような、私らしいハンカチってと考えた1つです。

私自身は絵が上手ではないことにコンプレックスを持っているのですが、
でも色や絵の具が滲んだ曖昧さが好きなので
色をおいてくるという気持ちで作っていきました。
ハンカチの言葉はバッグの時もお願いしたしおいりさんに
swimmieのコンセプトをお伝えして、
「ハンカチに書いてあったらいいなと思う言葉を書いて」
とお願いして何案かいただきました。
そのswimmieのコンセプトをすごく素敵な言葉で
表現してくださっていた詩があったので
もともとはハンカチに入る予定の詩だったのですが
コンセプト文に使わせてもらったんです。

もうひとつは四角ではないハンカチを作りたくて
2種類のお皿柄を考えました。
裏にはお皿の刻印をまねたスタンプもつけています。
お食事の際に膝に敷いて、食べこぼしをしたとしても
「ほら、お皿の上だから大丈夫よ」っていう、
通称「おそそハンカチ」 笑
こちらはランチョンマットやテーブルセンターとして
使ってくださる方も多いですね。

それと、フレンチヘムにタッセルが角についているハンカチも作りました。
タッセルはito*melでの代表作でもあるので、私らしいかなと。
今は在庫がないのですが、もう一度作れたらなと思っています。

P

—ディレクターとしてswimmieの今後の方向をどう思っていますか?
swimmieをはじめたときのコンセプトと変わらず
H TOKYOがスタンダードなら
swimmieはフレキシブルというのがテーマですね。
お互いいい意味でのライバルとして
色々な方向からハンカチの提案が
できたらいいなと思っています。
トイレには今ハンドドライヤーやペーパータオルがありますし、
ハンカチの必要性はさらに減ってくるかもしれません。
でもハンカチを持つことって日本人らしいなって思うんです。
だからハンカチを好きになってくれたり
使ってくれる人が増えるようなハンカチを作れたらなと思います。
昔の縫製技術も素晴らしいので残していきたいですし、
どんどん紹介したいです。
ものづくりをしている以上そういったことに
少しでも貢献したいです。

—ハンカチを広げていきたいですね。
そうですね。
「ハンカチ持った?」という文化を広げ直せたらいいなと思います。
私が幼い頃は「ハンカチ落としゲーム」というゲームもあったくらいなので、
だれもがいつも持っているとても身近なものだったはずですよね。
自分がハンカチをそれほど必要としていなかった側から
今ではハンカチなしではいられない生活になって
少しはハンカチと共に大人に成長できたかなという気持ちになるんですよね 笑
そもそも基本に戻ったというか。
きちんとハンカチを持っている人を見ると
清潔感があるな、素敵だなって思いますし。
ただ縫われた小さな四角い布なんですけど
ずっとずっと残っていくといいなと思っています。
残すためには私たちが提案をしていかなければですよね。
ハンカチは手を拭くだけって誰が決めたの?って思いますし。

—ハンカチに対する思い出はありますか?
それはここでハンカチに携っている8年すべてです!
ハンカチのことを考えない日はないですし
ハンカチを通してご縁があった方もたくさんいらっしゃいます。
憧れていた作家さんもたくさんお会いでき、
一緒に仕事をさせていただく事もできました。
今の自分を作っているというか。
きっと「あぁ、ハンカチの人ね」って覚えてくれている
人も多いと思うのですべてが思い出ですね。
ちょっと重いですよね 笑

—一緒に働いていますが、発見のあるお話をたくさん伺うとことが出来ました。
これからもハンカチを広げるべく一緒に頑張れたらと思います。
ありがとうございました。



亀山薫(亀山める)
swimmieディレクター。
また、ito*melを屋号とし、ニット、タッセル、ビーズ織、ペイントなど
様々な手法を用いて、日常の身近な景色や思い描いたイメージを
アクセサリーで表現し制作している。
instagram:swimmie_note

2017.03.03

3月展開予定

3月展開予定です。

2.15(水)-3.14(火) 東急ハンズ インテリアコーナー
京都店2F・梅田店12F・心斎橋店4F
三宮店4C・ピオレ姫路店5F・あべのキューズモール店B1F

3.8(水)-3.14(火) 広島三越 5F

2017.03.03

私の好きなハンカチ episode-21 前編

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

21人目はswimmieのディレクションを担当する亀山薫さんです。
銀座店が1周年を迎えるにあたってハンカチへの想いを聞いてみました。
好きなハンカチの話からswimmieディレクターとして
またクリエイターとしての考え方など様々な
側面から話を聞くことができました。
前編後編に分けてお届けします。
まずは好きなハンカチについてのお話です。
ぜひお楽しみください。

A-2

—お持ちいただいたハンカチの好きなところ、
オススメのポイントは何ですか?

swimmieのハンカチはどれも好きなのですが、
その中でどれかを選んでしまうとひいきみたいになってしまうので 笑
今回はswimmieではないハンカチをあえて選んできました。
まずは私がH TOKYOに入って初めて買った
リネンのハンドロール(手巻き)のハンカチです。
タグのロゴも以前のものです。
初めてお店に来た時は今みたいに
デザイナーさんのプリントのハンカチはあまりなかったんです。

—シャツ生地がたくさん並んでいたんですね。
そうですね。
少しずつデザイナーさんとつくるハンカチが始まったくらいの時でした。
柄物はリバティー※の生地やヴィンテージの生地が多かったですね。
その中で目に留まったのがこのストライプのハンカチでした。

※イギリスにあるリバティ社の生地ブランドです。
さらりとした薄手のコットン生地にレトロで多色使いの
小花柄をプリントしたものが代表的です。

B

—亀山さんが持っているハンカチにはストライプが
多いと思うのですが、もともとストライプは好きだったのですか?

そうですね。
取り置きしているのはストライプのハンカチばかりですよね 笑
今日は記念にお気に入りと色違いの
ミントグリーンのハンカチを買って帰りますね。
お洋服でストライプは数枚しか持っていないのですが、
太めのストライプをみるとグッとくるんですよね。
ハンカチなら持てるというので惹かれるのかもしれません。
チェックはあまり私には似合わない気がして。
太いストライプの「生地」自体が好きなんだと思います。
あとは女性ものは花柄などの柄物が多いハンカチの中で
シンプルなストライプのハンカチが珍しかったのかもしれないですね。
今では普通なんですけど。
それと、素材感も大きなポイントですね。

C

—そのハンカチは入ってすぐ買ったということは
もう8年使っているということなんですね。

そうです!
リネンって10年後が美しいって言われているので、今育ててる途中です。
頻繁に使っているわけではないですけど、やっぱり柔らかくなっていますし
吸水性も使い勝手も感触もいいので自然と手がのびてしまいます。

—こちらのプリントハンカチは
Able Art Companyさんのものですね。

これは本当に「すごいなあ」と思った1枚です。
デザインはどこまでしているんですか?
(インタビュアー岡崎がデザインを担当しました)

—文字を選んでレイアウトすることはしましたが、ほぼほぼそのままです。
文字のかたまりひとつひとつが作品でした。色も変えていません。

そうなんですね。
即、取り置きをして購入しました。
これは食いしん坊の私にはもうなんというか、最高だ!って思ったし
自分にはこういうのはできないないし、さすがだなと思った1枚です。
あと、今日は岡崎さんに会うので選びました。

AAC

—ありがとうございます!嬉しいです。
でも生地感もだいぶ柔らかくなっていますね。
サテンの生地ってこんなになるんだって思いました。

確かにそうですね 笑
でもおかげでかなり使いやすくなっています。
もうこれも7年前くらいですもんね。
今は新潟に住んでいるのですが、出張や旅行で出かける機会も多く、
少なくとも滞在日数×2枚はハンカチを持ってきています。
なので5日滞在する思ったら10枚以上は準備して、
トラベルバッグに入れていきます。
これが本当に便利で、スーツケースの中にはいくつも入っていますね。

TB

—1日必ず2枚は持っているんですか?
はい。出かける時は必ず2,3枚です!
まず膝かけ用です。ごはんを食べる時は絶対に膝にかけます。
それと実用的に汗を拭いたり手を拭いたりするハンカチです。
あとはアレルギーで急に鼻水とくしゃみが止まらなくになることがあるので、
鼻と口をおさえるのに使います。
そうなるとそのおさえたハンカチで
手を拭いたり、膝にかけたりはしたくないので
2,3枚は必ず持つようにしているんですよね。
2枚あったら本当に安心します。
1枚でも持っていないとかなり不安なので
ハンカチを忘れてしまったら買います 笑

—2枚あるとより安心ということなんですね。
そうです。
「出かける時には2枚は持つもの」と
今では私の中の基本になってしまいました。
あとは毎日2枚持てるほどハンカチをたくさん持っている
ということもあります 笑
だからこそいろいろなハンカチを使いたいという気持ちもありますね。

—見せハンカチの要素もありますが、
実用的な部分でももう1枚が役立つこともあるんですね。

そうですね。swimmieでは3枚持ちを推奨しています。
1枚目は実用的なハンカチ、
2枚目は見せハンカチ、
3枚目は差し出す用のハンカチです。
3枚目は必需品ではないですが、
常に他の誰かを思いやることができる
心のゆとりを持っていたいという気持ちの表れかなとも思います。
なかなか誰かに差し出す場面はないかもしれませんが
そういう時がおとずれた時にさっと出せるようにしておきたいなと思います。
でもトイレに行った時に手を洗ってハンカチで拭いていると
姉が当然のように手を差し出してくるので
そういう時は自分が使ったハンカチを
そのまま渡しちゃいますけどね 笑
これでいいのかなあとは思いますが。まあそこは姉妹なので。
それだけ仲がいいってことでもありますよね。

—確かにそうですね。
やっぱりハンカチってかなりパーソナルなものでもありますもんね。

本当にそうです。
間接キスくらいのレベルですよね 笑
もしかするとそのハンカチで私が何をしたか…なんてわからないのに
「貸りていい?」って思ってくれるのって
親しい仲でかつ信頼があるからなのかなと、
そこに距離の近さを感じますよね。

—ハンカチの貸し借りってちょっと特別ですね。
そう思うとハンカチって他のツールとも何か違う特別なものに思えてきます。
その日のハンカチはどのように選ぶのですか?

着る服を選ぶ時に一緒に選んだり、
打ち合わせや展示を見に行くときはその作家さんのハンカチを
持って行ったりします。
「あの人に会うから2日目はこのハンカチ」とか
「ごはんを食べに行くからこれとこれ」とか
そんな風に予定から選んでいます。

—それは素敵な選び方ですね。
私は結構フィーリングで選んでしまうので 笑

この出張があるという仕事のスタイルだから、より考えるのかもしれません。
今日は白っぽい洋服なので汚れないように
差し色になるように、濃いめの赤のハンカチにしたり。
でも毎日外に出ていたらハンカチの選び方も
少し変わってくるのかもしれませんね。

—続いてのハンカチはお米柄ですか?
はい。友人でイラストレーターの安原ちひろさんにいただきました。
私が「おむすびこ」という食のイベントをやっていたときに
『ハンカチ屋だし、おむすびこだし、これは
絶対かめちゃんに持っていてほしい』といって譲ってくれたんです。

D

—それはすごく嬉しいですね。
ハンカチを見て亀山さんを想ってくれたんですもんね。

そうなんです!嬉しかったです。
でも実はもったいなくてまだ1回も使えてません 笑
鑑賞用です。
タグが海苔になっているのも可愛いですよね。
いつかまた「おむすびこ」を開催する時が来たら
満を持して着物に合わせて使いたいと思います。
これはもう「わたし」ですね。

—こちらのハンカチはどんな思い出がありますか?
これは自分で購入した中で一番古いハンカチだと思います。

—これはヴィヴィアンウエストウッドですか?
自分の思うヴィヴィアンのイメージより大人しく感じますね。
そう思います。これは18か19歳くらいの時に買ったハンカチです。
時代はヴィヴィアンとか裏原宿の世界でした。
ヴィヴィアンのお洋服も持ってはいましたが
高価でなかなか買えなかったし、やっぱり憧れがありました。
その時に手軽に買えるものというところで買った思い出があります。
ツイル※の生地でピコ※が入ってていいですよね。

※ツイル・・織り目が斜めになっている綾織物のこと
※ピコ・・穴を開けながらかがる飾り縫製のこと

E

ハンカチとしてはあまり使っていなくて
首や頭に巻いたりして使っていました。

—18歳の頃と考えるとこのハンカチも長持ちですね。
そうですね。
ここ10数年くらいは引っ越しも多かったので
そのときに処分をしたり、譲ったりもしたのですが、
このハンカチは手元に残しておきたかったものですね。

—その頃の思い出とかもありますか?
実はあまりハンカチの思い出ってなくって…笑
でもハンカチとお弁当包みを兼用していた気がするんです。
それにハンカチというよりバンダナやスカーフをたくさん持っていました。
手触りというよりも配色や柄などの見た目で選んでいました。
もともと古着も好きなので
二度と手に入らないものとの出会いという感じで買うことが多かったです。
それとちょうどその頃、海賊巻きみたいな感じで
バンダナを頭に巻くのが流行っていたんですよ 笑

—これは素敵な刺繍ですね。
H TOKYOに入ってハンカチを勉強していく中で
こういうスワトウ刺繍 ※というものがあることを知って購入しました。
この刺繍の細かさや柄によって値段が違うそうなんですが
これは5000円だったのですが、まだお手軽な方で、
50000円以上のものとかもあります。
でも自分の中でこれは「よしっ!」と思って
勉強のためにも…という理由をつけて購入しました。
大事に手で作られた特別なハンカチを持ってみたいという気持ちもありました。

※中国三大刺繍の1つ。ヨーロッパの感性と
中国古来の技術が融合した芸術的な美しさを持つ刺繍。

F

—本当にすごい刺繍ですね。
本当に美しいですよね。
5000円のハンカチって高いなとも思いますけど
でもこの仕事量を考えると逆に安いですよね。
結婚式など改まった席に行く時に使っています。
まさに「見せハンカチ」ですね。
私は4人姉弟なのですがその結婚式の時も持って行きました。
楽しい結婚式で、なかなか泣く場面はないんですけど
でも万が一に備えています 笑
姉の結婚式の時はH TOKYOのハンカチに
出席者それぞれの名前の刺繍を入れて
席札代わりに使わせていただきました。

—そうでした!使ってもらいましたよね。
実は今度は弟が結婚式をするのですが
その時もまた姉のときのようにしたいと
弟が言っているのでお世話になれればと思っています。

—家族にもハンカチをプレゼントしますか?
そうですね。
勤めはじめのころはよくハンカチを家族にもプレゼントしていました。
みんな今でも使ってくれていています。
お父さんにはリバティーのちょっと変な亀の柄のハンカチを贈ったんです。
これが入荷した時に私に買ってってことかな?と
思ったハンカチだったので 笑(苗字が亀山さんのため)
ちょうど父の還暦のお祝いだったので赤で名前の一文字「松」って入れて。
その時、母にはリバティーの花柄を、
姉弟にもそれぞれ刺繍を入れてプレゼントをしたと思います。

KAME-b

—こちらのハンカチは珍しいですね。
ニューヨークの蚤の市で出会った古いハンカチです。
でもこういう縫製って、今swimmieでお願いしている
日本の縫製屋さんがもともと得意とされてた縫製で、
昔は輸出も多かったとお話を伺ったことがあるんです。
なので外国で買ったものではありますが
日本で作られた可能性もあるんじゃないかと思います。
アンティークなので出どころは定かではないですし
でもそういうのも素敵ですよね。
今ではなかなかないハンカチですし。

NY

—これはフレンチヘム※ですか?
※一時間に1ー2枚しか縫えない額縁のように縫われたもの
写真左

そうですね。swimmieやH TOKYOで扱っているのとは少し違いますが、
これは結構薄くて小さいハンカチですよね。
たぶん、実用というよりは見せハンカチだったんだろうなと思います。
以前、縫製屋さんにお話を伺った時におっしゃっていたんですが
昔はプリントの技術がなかったので
そうなるとどれだけカットワークなどの縫製で魅せられるか、
遊べるかというところで、
小さな布に今とはまた違ったたくさんの技術が詰め込まれていたようです。
芸術品というか今のハンカチの使い方や立ち位置とはまたちょっと
違ったのかもしれないですね。
もう一度こういうハンカチがswimmieで作れたらいいなと思っているので、
資料のためにも趣味としても集めているところです。

—素敵ですね。ぜひ今の時代にもう一度見たいです。
そうですよね。
ハンカチは実用的なだけではなくていいのかなと思うんです。
そのハンカチを持っていることで気持ちがあがるというか。
昔のように着物を着て所作が柔らかいというわけではないですし、
パンツを履いて颯爽と歩く女性の美しさもあると思うのですが、
「膝に広げる」などのちょっとしたことが
日本人らしい女性らしさにも繋がるんじゃないかなと。
私はがさつな方なので、食事の時に膝にかけたりなどしていると
自然と身のこなしも女性らしくなり、
きちんとしているように見えるんじゃないかと思って 笑
あとはハンカチに関わるようになってからは
ないと本当に落ち着かなくなりました。
なので、一種の安定剤でもあります 笑

—これはどこのハンカチですか?
確かフィンランドとベルギーの蚤の市で買いました。
でもプリントもされているのでそこまで古くはないのではないかと思います。
織りのある生地にプリントがされているんです。
こんなレトロシリーズが作れたら楽しそうだな!って考えている一つです。

FB

—手巻きのハンカチもあるんですね。すごく薄いですね!
そうなんです!薄いですよね。
それに比べるとH TOKYOやswimmieのハンカチは厚地に感じますよね。
これはどこで縫製していたのかなーとか
どこで売っていたんだろーとか
想像を膨らませるのも楽しいです。
外国に行ってもやっぱりハンカチを探してしまいます 笑

—サイズもかわいいサイズですね。
お店でも特にご年配の方には「ハンカチが大きいですね」と
ご意見をいただくことがあるのですが、
私たちの中では45cmくらいをスタンダードサイズとしていますが
昔はもっと小さくて、いつの間にか
実用的に大きくなっていったのかもしれないですね。

—これは懐かしい感じのするハンカチですね。
私もみなさまにインタビューする際に
「子供の時はどんなハンカチを使っていましたか?」と伺うんですけど、
意外にみなさま、ちゃんとエピソードがあって驚いてしまうんです 笑
私は記憶がなくって…。
どうしようかなって思っていた時に
洗濯物でこれが干してあったんです!
初めて見るものでしたし、タイミング的にもとても驚きました。
これは祖母の文字なんですけど、
姉が幼いときに使っていたものなんじゃないかなと。
きっと私もこんな感じのハンカチを持っていたのではないかと思います。

I

—ハンカチのこだわりはありますか?
昔は単純に柄の好みで選んでいました。
基本H TOKYOで扱っている生地は
いい生地ばかりですし、その中でもたくさん見ているので
価格に対しての質や貴重性をさらにみるようになりました。
吸水性がいいとか肌触りや縫製の仕方とか。
ハンカチだったら一番はリネンが好きですね。
あまりアイロンをかけるのが好きじゃなくて
洗いざらしのふわふわ感が好きだったりするので
リネンはすごくいいです。

—好きなハンカチの使い方はありますか?
ハンカチを使ったアレンジはたくさんしますね。
好きな使い方とは少し違いますが、
安定剤なので、外出するときは必ず持っていくのですが、
歯医者さんに行くときはとくにですね。
お供というか戦友を念入りに選びますね。
今日は頼むよって感じで。
ハンカチを握りしめています 笑
今はティッシュをくれる歯医者さんも多いと思いますが、
歯医者さんに行く時は昔から「ハンカチを持って行きなさい」
って言われていましたよね。
あとは先日、親知らずを抜いたときに
ほっぺが信じられないくらい腫れてしまって重かったんです。
そのときに顎から頭の上の方にハンカチを巻いて支えに使っていました。
ギャグ漫画でみるようなこんな使い方を本当にするんだなって 笑

J

—ありがとうございました。
後半はH TOKYOで働きはじめたきっかけから
swimmieのディレクターとなり、現在までの話を聞きました。
ぜひお楽しみに。