news

2017.05.18

スタッフ募集

H TOKYO/swimmieでは、以下の通りスタッフを募集しています。

ハンカチ、テキスタイル、ファブリックがすきな方。
雑貨・アクセサリーがすきな方。
アート、デザインがすきな方。
ご自身で表現活動・ものづくりしている方。
人と話すこと、コミュニケーションを大事にできる方。

スタッフのインタビューなど以下の記事も参考ください。
京都店スタッフインタビューはこちら
以前のスタッフインタビューはこちら

htokyo_shop_kyoto

 

【募集店舗】
H TOKYO京都店
〒603-8054 京都府京都市北区上賀茂桜井町77-1F
TEL:075-746-3580

【募集要件】
正社員(店長候補)・契約社員
・月給20万~24万
・通勤手当(当社規定有)、役職手当
・賞与年2回(7月12月)
・各種社会保険
・年2回夏季休暇(7日連続)、年末年始休暇有
・週休2日+祝日相当分(月最大10日)
・昇給有(年1度)
・10:30~19:30(実働8時間、休憩1時間)

アルバイトスタッフ
・時給850円(試用期間3か月840円)
・10:30~19:30(実働8時間、休憩1時間)
・交通費実費支給
・試用期間3か月あり
・評価による昇給あり
・社会保険制度有
・週3-5日 土日祝日働ける方
・社会人経験者優

ginza

【募集店舗】
swimmie pop up store
品川ecute

【募集要件】
短期アルバイトスタッフ
*相談の上、下記の上野店スタッフで採用も可能です。
・6月上旬~下旬 3週間程度(1週間程度研修含む)
・時給950円
・9:30~22:30の間でシフト制(実働8時間、休憩1時間)
・交通費実費支給
・週3-5日 土日祝日働ける方
・社会人経験者優遇

【募集店舗】
上野エリア新規店舗

【募集要件】
正社員(店長候補)・契約社員
・8月下旬~
・月給20万~25万
・通勤手当(当社規定有)、役職手当
・賞与年2回(7月12月)
・各種社会保険
・年2回夏季・冬季休暇(7日連続)
・週休2日+祝日相当分(月最大10日)
・昇給有(年1度)
・10:30~19:30(実働8時間、休憩1時間)

アルバイトスタッフ
・9月上旬~(応相談)
・時給950円(試用期間3か月940円)
・商業施設の営業時間内でシフト制(実働8時間、休憩1時間)
・交通費実費支給
・試用期間3か月あり
・評価による昇給あり
・社会保険制度有
・週3-5日 土日祝日働ける方
・社会人経験者優遇

--

【応募方法】
応募される方は、以下の住所に履歴書・職務経歴書をご郵送ください。
〒154-0004東京都世田谷区太子堂1-1-11-102
オールドファッション株式会社
担当:大津

2017.05.03

5月展開予定

5月展開予定です。

4.21(金)-5.7(日) スタジオマノマノ ・名古屋「ハンカチ&てぬぐい展」

4.28(金)-5.8(月) お茶とギャラリー1188・高知

4.26(水)-5/14(日)ハリオランプワークファクトリー・小伝馬町

5.4(木)-5.21(日)CASE GALLERY・元代々木
-母の日に贈るサプライズ- 氷室友里のハンカチ pop up shop

2017.05.03

私の好きなハンカチ episode-23

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

今回は母の日も近いということで
H TOKYO三宿店・岡崎伊都子店長のお母さまにお話を伺いました。
若い頃のハンカチの思い出やその時代のことなども
いろいろお話しいただきました。

今までにお話を伺ったことのない世代なので
ぜひそのあたりもお楽しみください。

a

—お持ちいただいたハンカチの好きなところ、
オススメのポイントを教えていただきたいのですが
こちらはスワトウ※のハンカチですか?
はいそうです。昔スワトウのハンカチがとても人気で
「いつか持ちたい憧れのハンカチ」という感じでした。
それでやっと手に入れたはいいけれど
もったいなくて使えないという 笑
私が買ったのはそこまで高いスワトウではなかったと思いますが
やっぱり普通のハンカチよりは高かったですし
なかなか使えなかったです。

※中国三大刺繍の1つであるスワトウ刺繍。
ヨーロッパの感性と中国古来の技術が融合した
芸術的な美しさを持つ刺繍を施したハンカチ。

b

—こちらは綺麗な桜の柄ですね。
これは宇野千代さん※のデザインのハンカチだと思います。
宇野千代さんは桜がお好きだそうで桜吹雪の柄なんです。
姉からもらったものです。
私はお茶を習っていて着物を着る機会もあるのですが
着物には絶対必需品ですね。
懐に入れて持っていきます。

※宇野千代:大正・昭和・平成にかけて活躍した日本の小説家、随筆家。
多才で知られ、編集者、着物デザイナー、実業家の顔も持った。

c
※桜吹雪のハンカチとお着物を着る際に良く持つという絞り染めのハンカチ。

お着物の場合はやはりシミになるのも心配ですし。
習っている他の皆さんも手ぬぐいではなく
ハンカチを持っていらっしゃいますね。
私の姉は日本舞踊の先生をしていて
着物を日々着ることも多いのですが
やはりごはんを食べに行く時は 必ず持っていますし、
襟に挟んで汁などが 飛んでも大丈夫なようにしていました。
ちゃんとしたレストランなどに行けば ナプキンも用意してあるかと思いますが
歌舞伎座なんかでお弁当を食べる時は
やっぱりハンカチが必需品ですね。
持っていないと怖いです。
ひとたびシミになるとシミ抜きも大変ですので。

—お着物の時は柄に合わせて選ぶのですか?
そうですね。
お着物に合うように少し日本的な柄を選ぶことが多いですね。
ちょっと着物柄ぽいような。

—小さいころはハンカチを持って行っていたのですか?
そうですね。
やっぱり「ハンカチ・ちり紙持った?」とは 親からよく言われていました。
学校でもハンカチ・ちり紙検査がありましたしね。
確か週に1回ぐらいだったと思います。

—その頃どんなハンカチを持っていたか覚えていますか?
柄までは覚えていないですけれど 昔は母がセーターを編んだり
お洋服を作ったりしてくれていました。
その時の端切れを使ってハンカチも作って
くれていたような気がします。
そんなハンカチをわざわざ買っていたという記憶はないんですよね。
でもそんなオシャレな柄はなかったんですよ。
高校生になってからはさすがに制服のスカートで拭けないですし
今のようにエアタオルもなかったですから
姉からのお下がりの花柄のハンカチなんかを 持って行っていましたね。

d

—この写真ではハンカチをお洋服に留めていますね。
これは夫の小学校入学式の写真なのですが
名札の代わりに名前を書いたハンカチを 胸にしていたようです。

—社会人になってからはハンカチを持っていましたか?
持っていましたね。
社会人になった頃、ブランド物のハンカチが出始めた頃でした。
「イヴ・サンローラン」とか「クリスチャン・ディオール 」とか。
私達が若かった時代はこの辺りのブランドがとてもメジャーでした。
あのロゴのマークが入っているだけで
ステータスのハンカチだったんですよね。
「私いいハンカチ持ってます」という感じで
ちょっとわざわざ見えるように出したりして。
だからそれを自分で買えるようになった時は嬉しかったです。
小物までになかなかお金を使えるほど
余裕もなかったですから
ブランドもののハンカチは消耗品の中では高価なものでしたね。

—ハンカチについて思い出はなにかありますか?
ハンカチを持つことは「普通」でしたね。
取り立てて「特別」なことではなくて
ごく当たり前のことだったので
あまり記憶になくってごめんなさいね 笑
でもプレゼントにハンカチをいただいたり差し上げたり
ということが本当に多かったですね。
1枚を綺麗な箱にでも入れてもらえれば
そんなに高いものでもないけれど
そんなに安いものでもないですし。
とてもちょうどいいプレゼントでした。
今のH TOKYOさんはハンカチ好きな方が
ご自身のために買っていかれることも多いようですけれど
私たちの時代はどちらかというと
自分で買うよりもいただくことの方が 多かったように思います。
ハンカチってある意味消耗品なので
もらっても困らないですよね。
本当にちょうどいいプレゼントとして
よく利用されてきたと思います。
気持ち的にも金銭的にも双方重たくない贈り物ですよね。

—そのプレゼントのハンカチはどこで買っていましたか?
やはり百貨店ですね。
それこそ私たちの時代は百貨店に行くことは
ステータスでしたから。
当時海外のブランド物のハンカチは
百貨店でしか扱ってなかったですしね。
いただいた方もその百貨店の包装紙に包まれているだけで
「いいものいただいた」という感じで なんだか嬉しかった時代でした。
今でもあるとは思いますけれど
今以上に百貨店の包装紙の重さというか力があったように思います。
それにブランドもののハンカチは自分では
なかなか買えない贅沢品だったので
より嬉しい贈り物でした。

—ブランドのハンカチは特別なものだったのですね。
そうですね。
普段はブランドの入っていない普通の
ハンカチを持っていて なんかちょっとお出かけの時とかに
そのブランド入りのハンカチを持って
出るような感じでした。
勝負の時に取っておくというかね 笑
普段はある時からやっぱりタオルハンカチが増えてしまいましたよね。
でも昔はタオルハンカチなんでもちろんなかったですし
いわゆる「ハンカチ」を皆さん持っていましたよ。
タオルハンカチが出てきてからは
やっぱり少しおしゃれをして出かける場面で
ハンカチを持って行っていましたね。

—おしゃれをした時はハンカチもあると気持ちも
シャキッとする気がします。
ハンカチもそうですけどやっぱり身だしなみですよね。
ちょっと違う話になりますけれど
19歳とか20歳くらいの時に 少しいいレストランに
連れて行っていただける機会も多くなった時
あるフランス人の奥様がお料理を作って
ご主人様が給仕をされているレストランに
連れて行ってもらったんです。
若かったですしタンクトップにシャツブラウスを
羽織って前を開けて行ったんですよね。
その時にフランス人の特派員の方が来ていらしていて
お店のご主人にこうおっしゃったそうです。
「お若い人だからこれからのこともあるので
あえて失礼かもしれませんけれど言わせていただきます。
どんなに高価なものじゃなくてもいいです。
お安いものでもいいです。
でもボタンのきちっと閉められるようなものを
ディナーの時には着るものですよ。
これからそういう機会も増えるでしょうから
それは知っておいたほうが良いのではないでしょうか?」
と言ってくださったんです。
すごくありがたかったですよね。

—そうやって色々なことを知って大人になっていくのも
大切なことですね。
そうですね。それからはもちろんディナーの時は
気を付けるようになりましたし、
ハンカチもお出かけの時は持って行って行きますよ。
おしゃれなハンカチを持つことが
自分の中でレディーの身だしなみのひとつという感じですかね。

e
※昔買ったハンカチ白いハンカチを今でも持っていらっしゃいました。

—ご家族はハンカチを持たれますか?
はい。夫の父は90歳を超えた今でもハンカチを持っています。
それは母が毎日必ず仕事に行く時に
ハンカチを用意しておいたからなんだそうです。
それが今でも習慣になっているようです。
自宅の洗濯機で洗えるような普段着にも
いつもハンカチが入っています。
ちょっとその辺に買い物みたいな時でも持っていますね。
身だしなみのひとつなんでしょうね。

—ご自身も旦那さまにそのようにハンカチを渡していましたか?
私は夫にそうやってハンカチを用意していたことは
なかったですね。
あえてハンカチをっていうのは正直記憶にないです。
今となってはどこでどうやって拭いていたのか 笑
やっぱり娘がハンカチ屋さんで働き始めてから
持つようになりました。
今ではいつもポケットにも入っていますよ。

—ハンカチは何枚くらいお持ちですか?
夫は20枚くらいは持っています。
わたしは5枚くらいですかね。
主婦なのでなかなか外に出る機会も少ないので
手ぬぐいやタオルを首に巻いたり
ちょっと買い物に出かけるときなんかはタオルハンカチを
持ってしまうことも多いです。
でもよそ行きバッグの中には必ず入っています。

—ハンカチの中で好きな素材や柄はありますか?
綿のハンカチも好きですけど
麻の方が素材としては好きですね。
H TOKYOで買った海外のリネンなんかも
日本にはない感じで色がとっても綺麗だったから。
柄というよりかは色に目がいきますね。
出かけるときにハンカチを選ぶときは
洋服に合うような感じかさし色を選びます。
あとは季節感ですかね。
なのでリネンのハンカチは夏場に活躍しています。

f
※娘さんからもらった刺繍入りのリネンのハンカチ。

—もうすぐ母の日ですが ご自身のお母さんに何か差し上げたことはありますか?
それこそハンカチをあげましたね。
紙で作ったカーネーションが包装紙についていたのを覚えています。
やっぱり百貨店で買ったのだと思います。
我々の時代は特にそんなに高いものを母親にあげる
ということはなかなかできなかったので
ハンカチが一番しやすかったです。
結婚してからは母の誕生日が5月でちょうど母の日も近かったので
少し奮発したディナーをすることが毎年恒例になっていました。
そうやってできるようになったのも嬉しかったですね。

g

—好きなハンカチの使い方はありますか?
使い方というか感動したものなのですが、
H TOKYOで働く亀山さん※がハンカチ1枚で折った
立体のうさぎです。
なんて素晴らしいんでしょう!と思いました。
ハンカチ1枚からこんな形になるのだとびっくりしました。
それに「しろいうさぎとくろいうさぎ」という絵本があって
娘たちにも読んでいましたし色もそのままでしたからとても気に入って。
飾ってあるとどうしても汚れてしまいますけど
ハンカチなので一度解いて洗濯して
またお願いして折っていただきました。
自分で折れたらいいんですけど。
講習会をしてほしいくらいです 笑
飾っているのがピアノの上ということで重たいものだと
震災のこともあったりして落ちたときに傷つかないようにできますし、
うさぎは我が家の守り神というかシンボルなので。
夫も私も卯年なのと何かでうさぎは守り神だっていうのを聞いたので
我が家にはうさぎがたくさんいます。
なのでどこかでうさぎのいいものを見つけた時は
買ってきています。

※以前の亀山さんのインタビューはこちら

h

 

※岡崎家のうさぎシリーズのひとつと、ピアノの上に置かれいる様子。

・このうさぎは以前H TOKYOで開催されていた
ハンカチ研究会で「干支をハンカチで表現しよう」という
課題の中で亀山さんが考えたうさぎなんですよ。

ご自分で考えたなんて本当にすごいですね!
これはわたしにとって一番のハンカチのエピソードです。
若い頃持つことが憧れだったハンカチが
立体になって我が家の守り神になっちゃったみたいな 笑
これは本当に素晴らしいハンカチの使い方だと思います。

ありがとうございました。
ハンカチが当たり前でありながらも
ちょっとした憧れになっていた時代があったなんて
素敵だなと思いました。
ぜひこれからも「持ちたくなる」、そして「差し上げたくなる」
ハンカチを作っていけたらと思いました。

2017.05.02

FLOWERS -氷室友里-

four

ハンカチの端を吊るすとブーケのようになる人気のFLOWERSシリーズ。
REDに加え、BLUE,YELLOW,GREENの3色が登場です。

FLOWERS/GREEN
ユーカリ、アナベル、ラナンキュラス、モンステラなど、緑の花々を集めました。

FLOWERS/YELLOW
ヒマワリ、ミモザなど、黄色い花々を集めました。

FLOWERS/RED
芍薬、バラ、アネモネ、アマリリスなど、赤い花々を集めました。

FLOWERS/BLUE
ブルースター、ムスカリ、デルフィニウムなど、青い花々を集めました。

ポケットやカバンの中に、いつもお花を持ち歩いている気分にさせてくれます。
さっと広げたら、なんだかマジックができてしまいそう。
お洗濯のときに、洗濯バサミで吊るすだけでも生活に彩りを与えてくれそうです。

今年は5/14が母の日。
お母さんに感謝の気持ちを込めて、 生花はちょっと気恥ずかしいという方も…
枯れないハンカチの花はいかがでしょうか?

swimmie,H TOKYO各店、オンラインショップではハンカチをお買い上げの方に
無料でオリジナルのメッセージカードをお渡ししております。
ぜひお声がけください。

ms

普段はずかしくて口に出せないことも、
「ありがとう」のたったひと言でも、
カードにしたためることでより伝わるはずです。

また、このFLOWERSシリーズのハンカチにフォーカスした
氷室友里さんの個展がもうすぐ開催されます。

Hamanishi DESIGNによる動く仕掛けのあるハンカチディスプレイと、
会場を包み込む何百枚もの吊られたハンカチの
インスタレーションも注目のポイント。
会場にはその場でメッセージとともに遠方の方にも贈れるPOST機能や、
ハギレで缶バッヂを作れるスペースも出現予定だそうです。
楽しいコミュニケーションが生まれる氷室友里のハンカチの世界を、
ぜひ体感しにいってみてください。

-母の日に贈るサプライズ-
氷室友里のハンカチPOP UP SHOP

Date:
2017年5月6日(土) – 5月21日(日)
※月曜定休
11:00-18:00
入場無料

Place:
CASE GALLERY
東京都渋谷区元代々木町55-6
03-5452-3171
代々木八幡駅(小田急線)下車、徒歩8分
代々木公園駅(東京メトロ千代田線)下車、徒歩10分

 

氷室友里
1989年生まれ。2013年多摩美術大学大学院テキスタイルデザイン領域修了。
在学中にフィンランドのアアルト大学に交換留学しジャガード織を学ぶ。
オリジナルテキスタイルの開発のほか、企業へのデザイン提供や、
商業施設のアートワーク制作なども行う。
2017年4月にミラノサローネサテリテに出展。