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2017.05.03

私の好きなハンカチ episode-23

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

今回は母の日も近いということで
H TOKYO三宿店・岡崎伊都子店長のお母さまにお話を伺いました。
若い頃のハンカチの思い出やその時代のことなども
いろいろお話しいただきました。

今までにお話を伺ったことのない世代なので
ぜひそのあたりもお楽しみください。

a

—お持ちいただいたハンカチの好きなところ、
オススメのポイントを教えていただきたいのですが
こちらはスワトウ※のハンカチですか?
はいそうです。昔スワトウのハンカチがとても人気で
「いつか持ちたい憧れのハンカチ」という感じでした。
それでやっと手に入れたはいいけれど
もったいなくて使えないという 笑
私が買ったのはそこまで高いスワトウではなかったと思いますが
やっぱり普通のハンカチよりは高かったですし
なかなか使えなかったです。

※中国三大刺繍の1つであるスワトウ刺繍。
ヨーロッパの感性と中国古来の技術が融合した
芸術的な美しさを持つ刺繍を施したハンカチ。

b

—こちらは綺麗な桜の柄ですね。
これは宇野千代さん※のデザインのハンカチだと思います。
宇野千代さんは桜がお好きだそうで桜吹雪の柄なんです。
姉からもらったものです。
私はお茶を習っていて着物を着る機会もあるのですが
着物には絶対必需品ですね。
懐に入れて持っていきます。

※宇野千代:大正・昭和・平成にかけて活躍した日本の小説家、随筆家。
多才で知られ、編集者、着物デザイナー、実業家の顔も持った。

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※桜吹雪のハンカチとお着物を着る際に良く持つという絞り染めのハンカチ。

お着物の場合はやはりシミになるのも心配ですし。
習っている他の皆さんも手ぬぐいではなく
ハンカチを持っていらっしゃいますね。
私の姉は日本舞踊の先生をしていて
着物を日々着ることも多いのですが
やはりごはんを食べに行く時は 必ず持っていますし、
襟に挟んで汁などが 飛んでも大丈夫なようにしていました。
ちゃんとしたレストランなどに行けば ナプキンも用意してあるかと思いますが
歌舞伎座なんかでお弁当を食べる時は
やっぱりハンカチが必需品ですね。
持っていないと怖いです。
ひとたびシミになるとシミ抜きも大変ですので。

—お着物の時は柄に合わせて選ぶのですか?
そうですね。
お着物に合うように少し日本的な柄を選ぶことが多いですね。
ちょっと着物柄ぽいような。

—小さいころはハンカチを持って行っていたのですか?
そうですね。
やっぱり「ハンカチ・ちり紙持った?」とは 親からよく言われていました。
学校でもハンカチ・ちり紙検査がありましたしね。
確か週に1回ぐらいだったと思います。

—その頃どんなハンカチを持っていたか覚えていますか?
柄までは覚えていないですけれど 昔は母がセーターを編んだり
お洋服を作ったりしてくれていました。
その時の端切れを使ってハンカチも作って
くれていたような気がします。
そんなハンカチをわざわざ買っていたという記憶はないんですよね。
でもそんなオシャレな柄はなかったんですよ。
高校生になってからはさすがに制服のスカートで拭けないですし
今のようにエアタオルもなかったですから
姉からのお下がりの花柄のハンカチなんかを 持って行っていましたね。

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—この写真ではハンカチをお洋服に留めていますね。
これは夫の小学校入学式の写真なのですが
名札の代わりに名前を書いたハンカチを 胸にしていたようです。

—社会人になってからはハンカチを持っていましたか?
持っていましたね。
社会人になった頃、ブランド物のハンカチが出始めた頃でした。
「イヴ・サンローラン」とか「クリスチャン・ディオール 」とか。
私達が若かった時代はこの辺りのブランドがとてもメジャーでした。
あのロゴのマークが入っているだけで
ステータスのハンカチだったんですよね。
「私いいハンカチ持ってます」という感じで
ちょっとわざわざ見えるように出したりして。
だからそれを自分で買えるようになった時は嬉しかったです。
小物までになかなかお金を使えるほど
余裕もなかったですから
ブランドもののハンカチは消耗品の中では高価なものでしたね。

—ハンカチについて思い出はなにかありますか?
ハンカチを持つことは「普通」でしたね。
取り立てて「特別」なことではなくて
ごく当たり前のことだったので
あまり記憶になくってごめんなさいね 笑
でもプレゼントにハンカチをいただいたり差し上げたり
ということが本当に多かったですね。
1枚を綺麗な箱にでも入れてもらえれば
そんなに高いものでもないけれど
そんなに安いものでもないですし。
とてもちょうどいいプレゼントでした。
今のH TOKYOさんはハンカチ好きな方が
ご自身のために買っていかれることも多いようですけれど
私たちの時代はどちらかというと
自分で買うよりもいただくことの方が 多かったように思います。
ハンカチってある意味消耗品なので
もらっても困らないですよね。
本当にちょうどいいプレゼントとして
よく利用されてきたと思います。
気持ち的にも金銭的にも双方重たくない贈り物ですよね。

—そのプレゼントのハンカチはどこで買っていましたか?
やはり百貨店ですね。
それこそ私たちの時代は百貨店に行くことは
ステータスでしたから。
当時海外のブランド物のハンカチは
百貨店でしか扱ってなかったですしね。
いただいた方もその百貨店の包装紙に包まれているだけで
「いいものいただいた」という感じで なんだか嬉しかった時代でした。
今でもあるとは思いますけれど
今以上に百貨店の包装紙の重さというか力があったように思います。
それにブランドもののハンカチは自分では
なかなか買えない贅沢品だったので
より嬉しい贈り物でした。

—ブランドのハンカチは特別なものだったのですね。
そうですね。
普段はブランドの入っていない普通の
ハンカチを持っていて なんかちょっとお出かけの時とかに
そのブランド入りのハンカチを持って
出るような感じでした。
勝負の時に取っておくというかね 笑
普段はある時からやっぱりタオルハンカチが増えてしまいましたよね。
でも昔はタオルハンカチなんでもちろんなかったですし
いわゆる「ハンカチ」を皆さん持っていましたよ。
タオルハンカチが出てきてからは
やっぱり少しおしゃれをして出かける場面で
ハンカチを持って行っていましたね。

—おしゃれをした時はハンカチもあると気持ちも
シャキッとする気がします。
ハンカチもそうですけどやっぱり身だしなみですよね。
ちょっと違う話になりますけれど
19歳とか20歳くらいの時に 少しいいレストランに
連れて行っていただける機会も多くなった時
あるフランス人の奥様がお料理を作って
ご主人様が給仕をされているレストランに
連れて行ってもらったんです。
若かったですしタンクトップにシャツブラウスを
羽織って前を開けて行ったんですよね。
その時にフランス人の特派員の方が来ていらしていて
お店のご主人にこうおっしゃったそうです。
「お若い人だからこれからのこともあるので
あえて失礼かもしれませんけれど言わせていただきます。
どんなに高価なものじゃなくてもいいです。
お安いものでもいいです。
でもボタンのきちっと閉められるようなものを
ディナーの時には着るものですよ。
これからそういう機会も増えるでしょうから
それは知っておいたほうが良いのではないでしょうか?」
と言ってくださったんです。
すごくありがたかったですよね。

—そうやって色々なことを知って大人になっていくのも
大切なことですね。
そうですね。それからはもちろんディナーの時は
気を付けるようになりましたし、
ハンカチもお出かけの時は持って行って行きますよ。
おしゃれなハンカチを持つことが
自分の中でレディーの身だしなみのひとつという感じですかね。

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※昔買ったハンカチ白いハンカチを今でも持っていらっしゃいました。

—ご家族はハンカチを持たれますか?
はい。夫の父は90歳を超えた今でもハンカチを持っています。
それは母が毎日必ず仕事に行く時に
ハンカチを用意しておいたからなんだそうです。
それが今でも習慣になっているようです。
自宅の洗濯機で洗えるような普段着にも
いつもハンカチが入っています。
ちょっとその辺に買い物みたいな時でも持っていますね。
身だしなみのひとつなんでしょうね。

—ご自身も旦那さまにそのようにハンカチを渡していましたか?
私は夫にそうやってハンカチを用意していたことは
なかったですね。
あえてハンカチをっていうのは正直記憶にないです。
今となってはどこでどうやって拭いていたのか 笑
やっぱり娘がハンカチ屋さんで働き始めてから
持つようになりました。
今ではいつもポケットにも入っていますよ。

—ハンカチは何枚くらいお持ちですか?
夫は20枚くらいは持っています。
わたしは5枚くらいですかね。
主婦なのでなかなか外に出る機会も少ないので
手ぬぐいやタオルを首に巻いたり
ちょっと買い物に出かけるときなんかはタオルハンカチを
持ってしまうことも多いです。
でもよそ行きバッグの中には必ず入っています。

—ハンカチの中で好きな素材や柄はありますか?
綿のハンカチも好きですけど
麻の方が素材としては好きですね。
H TOKYOで買った海外のリネンなんかも
日本にはない感じで色がとっても綺麗だったから。
柄というよりかは色に目がいきますね。
出かけるときにハンカチを選ぶときは
洋服に合うような感じかさし色を選びます。
あとは季節感ですかね。
なのでリネンのハンカチは夏場に活躍しています。

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※娘さんからもらった刺繍入りのリネンのハンカチ。

—もうすぐ母の日ですが ご自身のお母さんに何か差し上げたことはありますか?
それこそハンカチをあげましたね。
紙で作ったカーネーションが包装紙についていたのを覚えています。
やっぱり百貨店で買ったのだと思います。
我々の時代は特にそんなに高いものを母親にあげる
ということはなかなかできなかったので
ハンカチが一番しやすかったです。
結婚してからは母の誕生日が5月でちょうど母の日も近かったので
少し奮発したディナーをすることが毎年恒例になっていました。
そうやってできるようになったのも嬉しかったですね。

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—好きなハンカチの使い方はありますか?
使い方というか感動したものなのですが、
H TOKYOで働く亀山さん※がハンカチ1枚で折った
立体のうさぎです。
なんて素晴らしいんでしょう!と思いました。
ハンカチ1枚からこんな形になるのだとびっくりしました。
それに「しろいうさぎとくろいうさぎ」という絵本があって
娘たちにも読んでいましたし色もそのままでしたからとても気に入って。
飾ってあるとどうしても汚れてしまいますけど
ハンカチなので一度解いて洗濯して
またお願いして折っていただきました。
自分で折れたらいいんですけど。
講習会をしてほしいくらいです 笑
飾っているのがピアノの上ということで重たいものだと
震災のこともあったりして落ちたときに傷つかないようにできますし、
うさぎは我が家の守り神というかシンボルなので。
夫も私も卯年なのと何かでうさぎは守り神だっていうのを聞いたので
我が家にはうさぎがたくさんいます。
なのでどこかでうさぎのいいものを見つけた時は
買ってきています。

※以前の亀山さんのインタビューはこちら

h

 

※岡崎家のうさぎシリーズのひとつと、ピアノの上に置かれいる様子。

・このうさぎは以前H TOKYOで開催されていた
ハンカチ研究会で「干支をハンカチで表現しよう」という
課題の中で亀山さんが考えたうさぎなんですよ。

ご自分で考えたなんて本当にすごいですね!
これはわたしにとって一番のハンカチのエピソードです。
若い頃持つことが憧れだったハンカチが
立体になって我が家の守り神になっちゃったみたいな 笑
これは本当に素晴らしいハンカチの使い方だと思います。

ありがとうございました。
ハンカチが当たり前でありながらも
ちょっとした憧れになっていた時代があったなんて
素敵だなと思いました。
ぜひこれからも「持ちたくなる」、そして「差し上げたくなる」
ハンカチを作っていけたらと思いました。

2017.05.02

FLOWERS -氷室友里-

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ハンカチの端を吊るすとブーケのようになる人気のFLOWERSシリーズ。
REDに加え、BLUE,YELLOW,GREENの3色が登場です。

FLOWERS/GREEN
ユーカリ、アナベル、ラナンキュラス、モンステラなど、緑の花々を集めました。

FLOWERS/YELLOW
ヒマワリ、ミモザなど、黄色い花々を集めました。

FLOWERS/RED
芍薬、バラ、アネモネ、アマリリスなど、赤い花々を集めました。

FLOWERS/BLUE
ブルースター、ムスカリ、デルフィニウムなど、青い花々を集めました。

ポケットやカバンの中に、いつもお花を持ち歩いている気分にさせてくれます。
さっと広げたら、なんだかマジックができてしまいそう。
お洗濯のときに、洗濯バサミで吊るすだけでも生活に彩りを与えてくれそうです。

今年は5/14が母の日。
お母さんに感謝の気持ちを込めて、 生花はちょっと気恥ずかしいという方も…
枯れないハンカチの花はいかがでしょうか?

swimmie,H TOKYO各店、オンラインショップではハンカチをお買い上げの方に
無料でオリジナルのメッセージカードをお渡ししております。
ぜひお声がけください。

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普段はずかしくて口に出せないことも、
「ありがとう」のたったひと言でも、
カードにしたためることでより伝わるはずです。

また、このFLOWERSシリーズのハンカチにフォーカスした
氷室友里さんの個展がもうすぐ開催されます。

Hamanishi DESIGNによる動く仕掛けのあるハンカチディスプレイと、
会場を包み込む何百枚もの吊られたハンカチの
インスタレーションも注目のポイント。
会場にはその場でメッセージとともに遠方の方にも贈れるPOST機能や、
ハギレで缶バッヂを作れるスペースも出現予定だそうです。
楽しいコミュニケーションが生まれる氷室友里のハンカチの世界を、
ぜひ体感しにいってみてください。

-母の日に贈るサプライズ-
氷室友里のハンカチPOP UP SHOP

Date:
2017年5月6日(土) – 5月21日(日)
※月曜定休
11:00-18:00
入場無料

Place:
CASE GALLERY
東京都渋谷区元代々木町55-6
03-5452-3171
代々木八幡駅(小田急線)下車、徒歩8分
代々木公園駅(東京メトロ千代田線)下車、徒歩10分

 

氷室友里
1989年生まれ。2013年多摩美術大学大学院テキスタイルデザイン領域修了。
在学中にフィンランドのアアルト大学に交換留学しジャガード織を学ぶ。
オリジナルテキスタイルの開発のほか、企業へのデザイン提供や、
商業施設のアートワーク制作なども行う。
2017年4月にミラノサローネサテリテに出展。

2017.04.30

WORK SHOP@AMB SHOP FLAT 自由が丘 5.4 thu

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街にはサンダルを履いている方もちらほら
暖かなゴールデンウィークのスタートですね。

swimmieのハンカチをお取り扱いいただいている
FLAT AMBさんにてワークショップをさせていただきます。

ハンカチのハギレにお好きなカタチにカットした
ゴールドやシルバーの箔をつけて
ひとつだけのオリジナルの缶バッジに仕上げていただきます。

おしゃべりしながら、一緒に楽しく作れたらうれしいです。
みなさまのお越しをお待ちしております。

5.4(thu) 13:00-17:00(予約不要)
所要時間:15-20分ほど
料金:1個につき¥600+tax

FLAT by AMB
東京都目黒区自由が丘1-8-21
メルサ自由が丘パート1  1F

2017.04.25

シャツカチ2017 4.26‐5.7

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毎年、H TOKYOでご好評いただいているシャツカチを
swimmie銀座店でも承ります。

シャツカチとは、お気に入りだったが着られなくなったシャツの背見頃をつかい、
ハンカチをつくります。
働く男が身にまとい、さまざまな経験を過ごした「同志」といえる
思い出深いシャツを、ハンカチに変え今しばらくお手元で一緒に過ごしてみませんか。

できあがったハンカチは、ぱりっとしているというより、最初からほどよい
柔らかさ、肌へのなじみをもったあなただけの特別な一枚となるはずです。
ハンカチ専門店が提案する新しい「カチ」です。

年に一度のイベントです。
この機会にぜひクローゼットを覗いてみてください。
眠っているシャツがもう一度活躍できる
チャンスとなることを願っています。

「シャツカチ」
期間:2016.4.26(水)-5.7(日)
店舗:H TOKYO三宿店、H TOKYO丸の内店、H TOKYO京都店
swimmie銀座店
詳細:必ず以下についてお読みください。
http://www.htokyo.com/blog/?p=3243

2017.04.20

新作ハンカチ -小澤真弓-


荒物///
食べる道具、仕舞う道具、運ぶ道具、磨く道具。
日次暮らしていく道具。
52cm square ,cotton 90%,Linen 10%

OZM002 山

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仰ぎ見る山々。
なぞりたくなる稜線はどこまでも連なって、
明けても暮れても、変わらずそこに。
52cm square ,cotton 90%,Linen 10%,white/sax blue 2色展開

やわらかな風が心地よく、
肌と空気の境目が曖昧に感じる季節。
そんな清々とした季節にぴったりな小澤真弓さんによるハンカチが登場です。

自然やモノを直感的にとらえ、インクや珈琲で描かれた作品。
自分ではコントロールをしきれない珈琲という画材を楽しみながら、
好んで使うところにも、そこにある気配や偶然を大切にされながら描かれる
小澤さんの姿が想像できます。

swimmie銀座店では4/20 – 5/3の期間中、
ハンカチの原画を展示しております。

原画でしか味わえない美しい珈琲の滲みやインクの光沢感など実際にご覧いただければと思います。

また、小澤さんの個展も近々開催されます。
こちらでもハンカチをお手にとっていただけます。

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小澤真弓 個展
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2017 4. 25tue. – 4.30sun.
11:00- 19:00 | 会期中は作家が全日程在廊予定

TRIP ROOM 恵比寿
150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-9-8落合装苑ビル4A
Tel 03-5768-5741

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□□□

小澤真弓
絵描き
1984年 東京生まれ
植物や山の景色など、有機的な自然の姿を直感的にとらえた作風で、
広告、WEB、書籍の装丁などを中心に活動。
HB FILECOMPE VOL.19 副田高行賞 大賞

2017.04.18

銀座店一周年と新作ハンカチ

ginza 44×33

3月31日でswimmie銀座店は1周年を迎えることができました。

それを記念しswimmie銀座店のショップカードと
同じデザインのハンカチが銀座店限定で登場いたしました。

江戸時代から400年以上の歴史を感じる、碁盤の目状の銀座の街並み。

チェック柄にした地図には白いラインで地下鉄の路線や
信号機のある交差点には四角くマークがされています。

そして、東急プラザ銀座がある場所には丸く穴があいています。

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ginza grid///
たくさんのひと、たくさんのもの、たくさんの…いろいろ
にぎやかで あふれすぎた世界は
ときに何も見えなくなってしまう
そんなときはこの小さな穴からのぞいてみる
そこからの世界はまあるくて いとおしい
新たなちいさな発見があるだろう

こんにちは!銀座

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この小さな穴からのぞいた銀座の景色や名物、
銀座店のスタッフがおすすめするスポットなどを
instasramでご紹介しております。
simmie_ginza #ginzafocus

新旧が溶け合った街、銀座。
お気に入りのスポットがきっと見つかるはずです。

2017.04.05

4月展開予定

4月展開予定です。

4.21(金)-5.7(日) スタジオマノマノ ・名古屋「ハンカチ&てぬぐい展」

4.28(金)-5.8(月) お茶とギャラリー1188・高知

2017.04.04

H TOKYOのしごと

現在、兄妹ブランド「H TOKYO」ではスタッフを募集しております。

・・・

働くことは、必然的に生活の重要な部分を占めます。
そのひと自身が働く環境として、自分の目指していることに合っているか、
身に付けられることは何か、 その仕事や人生でのプラスになることを
イメージできることが大事だと考えています。

また一番大切なのは、本質的にその仕事を前向きな気持ちで楽しめているか。
真摯にまじめに仕事に取り組む中で、
苦手なことも、たいへんなこともきっとあると思いますが、
その根本でその気持ちを持てる環境であるかどうか。

募集しているH TOKYOの店舗でも
そういったことを大事にできる店舗を目指しています。

スタッフ募集にあたり、改めてスタッフがどんな風な気持ちで働いているか
インタビューしてその感想を聞いてみました。

今回は勤続年数2年5ヶ月の京都店スタッフの大賀詩穂です。

DSC_0025

—どうやってH TOKYOを知りましたか?

きっかけは新潟の『山ノ家』※です。
その時は新潟に住んでいました。
4年ほど前にH TOKYOが旅するハンカチで来ていたときに
「今度ハンカチのお店がくるからどうですか?」って
スタッフさんに誘ってもらって初めて知りました。
山ノ家は出来たときから好きで行っていました。

※山ノ家・・H TOKYOのお店の設計などでお世話になっている
gift_さんが運営しているカフェ&ドミトリー
http://yama-no-ie.jp

その時は他にもいろいろな三宿のお店とかも来ていて
すてきだなって思っていました。
H TOKYOではダブルガーゼのハンカチ買わせてもらったんです。
それと友達にあげるお中元にハンカチと花火も一緒に買いました。

—その後H TOKYOで働くきっかけを教えて下さい。

その数か月後に結婚をきっかけに京都に引っ越すことになって、
もちろん新潟での仕事も辞めることになり、
山ノ家にふらっとあいさつに行ったら
「しほちゃんいいとこあるよ!紹介するよ!」と
その時のスタッフさんに言ってもらったんです。
なんていい話があるんだ!と思いました。
ハンカチも好きでしたし、他の仕事もしてみたいなと思っていたので
すぐ履歴書をお送りしました。

—でも縁もゆかりもない京都に引っ越しをして、
遠距離だった彼と結婚をし、今までと違う仕事につくなんて
新しいことだらけですごい勇気ですよね!

そうなんですよね 笑
なんかもう今となっては絶対できないなと思うのですが
27歳のわたしは、若さだったのか
やるならところんやっちゃおう!
という気持ちでしたね 笑
楽しいこと、新しいことをやってみたかったんです。
知らない自分を開拓したいというか。
本当に勢いです!

—大賀さんも旦那さんも京都生まれではないですが
京都に引っ越した理由はなんだったのですか?

付き合っているときからお互い京都がすきで
二人でも一人ずつでも京都にはよく行っていたんです。
旦那さんも仕事を変えたいタイミングで
せっかくわたしが結婚をして新潟を出るなら
自分たちが好きな京都にしようかという話になりました。
そのすごく良いタイミングでH TOKYOが
京都にオープンだったのでこれは運命だなと思いましたね。
大好きな山ノ家の方からのご紹介でしたし
前のイベントの時に話したH TOKYOのスタッフのみなさんが
とても明るい人たちで雰囲気も分かっていたので
安心して飛び込めました。

—H TOKYOに入る前にしていたお仕事は何でしたか?

保育士です。短大を卒業して7年半していました。
小さい時から保育士になるもんだと思っていたんです。
なので迷いなく進学しました。

—小さい頃からの夢を叶えたのですね!なぜ保育士さんだったのですか?

大好きな保育園の先生がいたんですよね。
それが大きいと思います。
実はその自分が出た保育園に勤めました。
移動もない保育園だったので
自分のことをみてくれた先生も
わたしが働くようになってからもそのままいらして。
なのでお母さんみたいな感じでした。

—でもそこまで迷いなく続けた仕事を変えるってすごいですね。
やりきった感じだったのですか?

子どももすごく好きでしたし、仕事も大好きでした。
でもときどきあるんです。急に気持ちが変わるときが 笑
自分ではこの飽き性がよく続いたなという感じです。
もちろん京都でも保育士の仕事を考えましたが
土地も変わりますし、少し不安もあったので
それなら仕事ごと変えてしまおうかと。

 

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—H TOKYOで働く前と今では印象は違いましたか?

レジも刺繍ミシンももちろん触ったこともなかったですし、
接客が素人で、保育士の時は同じ人と長い間接する仕事だったので
積み重ねて人との信頼関係をつくる感じでしたが
はじめてあった人に短時間でどんなふうに接したらいいか
ということに戸惑いました。
でも仕事自体はすごく楽しかったですし、
思っていたよりも忙しかったです 笑

—大賀さんが今しているお仕事を教えて下さい。

はい。お店の接客とオンラインショップの受注から配送までと
一部卸のことも担当させてもらっています。
他に関西方面の卸先さん対応は店長の清野さんが基本やってくれているので
わたしはそのサポートをしている感じです。

—接客以外のオンラインショップの対応や卸先さんの対応なども
結構多いかと思いますが大変ですか?

一人しかいない日もあるので結構バタバタして
焦ることは正直多いです。
でも効率よくやることをすごく考えながらやるようにしています。
もちろん残業すればできますが
そうじゃないところで仕事がちゃんとできたらいいなと思っています。

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—仕事をする上で楽しいことはなんですか?

ほぼほぼ初めての人と毎日会えるということが楽しいです!
先ほどもお話ししましたが
同じ人と毎日顔を合わせて信頼関係を築くのも
とても楽しいのですが、
新たな風が吹いて知り合いも増えましたし
「あの時楽しかったから」とまたお客様がきてくださったときは
すごく嬉しいです。
それとたくさんのハンカチを見ていられるのも楽しいです。
わたしはスタンダードな生地が好きなのですが
「こんなシャツ生地あるんだ」とか
「この生地がこんなに高いのはなぜだろう」とか
いろいろな生地に出会えるのも楽しいですね。

—ちなみに、つらいことはありますか?

ないですよ 笑
もちろん仕事ですし、日々大変なこともありますが
「つらい」と思ったことは無いです。

—新潟から京都に移って働いてみて違いはありましたか?

そうですね。やっぱりまずは言葉でした。
自分は標準語だったので「どこから来たの?」と
よくお客様に聞かれます。
でもその時に「新潟から来たんです!」とお話しが
盛り上がることもしばしばあります。
お話しをしながら京都の方は
とてもこの土地を大切にしているんだなと思いました。

—念願の京都在住はどうですか?

念願だったのですが意外とどこも
観光の人で混んでいるので
実は行けていないところがたくさんです 笑
でも旦那さんと一緒に休みが取れた時とかは
ちらほら出かけたりもしています。
自転車でぷらっと出かけられるのも楽しいです。
美味しいものも多いですし、
店長の清野さんが色々教えてくれるので頼りにしています。

—京都店はお子さん連れのお客様が多いので
保育士さんでのお仕事もいかせているように思いますがどうですか?

そうですね。京都店はファミリー層も多くて
小さいお子さんもたくさんなので、
お子さんのお話しを通して
お母さんとお友達になったりすることもあります。
お子さんがいるとそれがきっかけで話しやすいですし、
そういう意味では前の仕事もいかせているのかなと思います。

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—3年目ですが接客の仕事は慣れてきましたか?

お店には接客のプロがいるので(店長の清野さん)
学ぶことは本当に多いです。
お声がけするタイミングとかはむずかしいですし
自分だったらどうかなどを考えながらやっています。
まだまだ出来ていないことも多いですが楽しいことも多いです。
あとはH TOKYOらしさを伝えられる接客が
もっとできたらいいなと思います。

—H TOKYOで働いて身につくことはありましたか?

自分はまったく全然違う仕事についたので
接客スキルは身についていると思います。
あとはハンカチの知識や刺繍ミシンの使い方なども
もちろん色々勉強になります。
販売以外にも卸先さんとの取引など
そういったこともアルバイトではありますが
関わることができるのでその流れも知れます。
今までやったことないことがたくさんあるので
日々身についていっているなと感じています。
それが自分のこれからの人生のまたどこかで
経験として役につかなと思います。

—大賀さんは今後どんな自分になりたいですか?

そうですね。今わたしは主婦業と兼任で働いているのですが
実は自分は家事が得意ではないので 笑
もうちょっと余裕を持って家事をできるように
時間の使い方をうまくしたいなと思っています。
いつか子どもを産んでもここでお世話になれたら嬉しいです。
いつも「自分を大切にしてね」と言ってくれる
会社なのでそれは本当にありがたいです。
子ども生まれても「いいじゃん、ここに連れて来なよ~」なんて
言ってくれる会社なんてなかなかないと思うので。
オーナーのお子さんたちもお店に出入りしていたりして
自分としては理想だなと思っています。
この京都店自体ももっとお子さんとかも集まって
ワイワイできる場所になったらいいなと思います。

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—ありがとうございました。
京都店・丸の内店では一緒に働いてくれる方を探しています。
ご応募お待ちしています。

【募集要件】
・アルバイトスタッフ(試用期間3か月あり、評価による昇給あり)
・1日8h勤務(別途休憩1h)
・シフト制4.5日 土日祝日働ける方
・交通費実費支給
・社会人経験者優遇
・時間給 丸の内店950円(試用期間3か月940円)
京都店850円(試用期間3か月840円)

【応募方法】
応募される方は、以下の住所に履歴書・職務経歴書をご郵送ください。
〒154-0004東京都世田谷区太子堂1-1-11-102
オールドファッション株式会社
担当:大津

2017.04.03

僕の好きなハンカチ episode-22

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

22人目はH TOKYOの包装紙やショップカードなどの
折りの工程など、様々なところで助けていただいている
世田谷福祉作業所の中村勘太さんにお話を伺いました。
ハンカチのことはもちろん
福祉作業所のお仕事についても色々教えていただきました。

a

—お持ちいただいたハンカチの好きなところ、
オススメのポイントは何ですか?
実はこれ、つい先日衝動買いしたハンカチです。

—これはH TOKYOの丸の内店で 先行発売されている
「キッテハンカチ」ですね!
そうなんです。先日KITTEに伺って買いました。
「これからお気に入りにするぜ!」という ことを
お伝えするためにお持ちしました 笑

b

—ありがとうございます!嬉しいです!
こちらは年季が入っているハンカチですね。
とっておきはこちらで たぶん、もう20年以上前から持っていて
しかも今でもかなりヘビーに使っている 現役バリバリのハンカチです。
持っていると落ち着きますし これがないと寝られない
ってほどではないですけど 笑
でもそれに近いタイプのものです。
だからボロボロなんですよね。

—これは「となりのトトロ」ですよね?
はい。僕ずっとジブリが大好きで 親に買ってきてもらったんです。

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—ジブリの中では「となりのトトロ」が一番好きなんですか?
僕下の名前が「勘太」というのですが そういう意味で、
トトロはとても他人事でない身近に感じる作品なんです。
※主人公サツキのクラスメイトで「カンタ」くんが登場するため。

—小さな頃からハンカチはお持ちだったんですか?
いえ、ハンカチ・ティッシュを毎日持っているような
そんな子供ではなかったです。
うちは父子家庭で父親だけなので
毎日「ハンカチ・ティッシュ持った?」というような
こともなかったですね。
なので鼻水はゴシゴシと手で拭いてましたし
手を洗ってもズボンや洋服で拭いてました 笑
もしハンカチを持っていたとしてもポケットに入れておくだけで
そのまま洗濯機にというような感じでした。
ですからハンカチを持ち歩くということは
あまりなかったように思います。

—でもこのトトロのハンカチは小学生くらいからお持ちですよね?
そうですね。
でも買ってもらった当初は毎日持ち歩いていたわけではなくて。
だんだん成長して体質も変化して
アレルギー体質がヘビーになってきてからですね。
だから持つようになったのは大学生くらいになってからだと思います。
鼻に何か生地が当たっていないと不安というのは 笑

–生地はタオル生地がお好きなんですか?
はい!基本僕ハンカチはタオル生地ラブなんです!
というのも、まず泣き虫であること。
感動泣きが多いんです。
それと結構な鼻炎持ちなので
鼻の下に何かがないと落ち着かない体質の人間なんです。
ティッシュで鼻をかみ続けると
鼻の下がガビガビになってしまうので
そうなったらタオル生地のハンカチの出番なんです!
ハンカチをあてているだけでだけで安心しますし
寝るときもタオルを顔にのせて寝ています 笑
今の季節は毎晩そうですね。

—本当にタオル生地がお好きなんですね。
昔から使っていたのですか?
そうですね。高校の時は陸上部だったので
その時はスポーツタオルをずっと首に巻いていましたし
大学ではテニスサークルだったんですが
やはり常にスポーツタオルを首に巻いていて
タオルとともに生活しているという感じです 笑
それくらいの存在です。 そうこうしているうちに鼻炎がひどくなってしまったので
そのつど箱ティッシュを持ち歩いていたのですが
箱ティッシュ持ち歩くのも大変だし、勿体無いし大変だなと思った時に
「タオルを1枚持てば解決する!」ということを発見し、
タオルハンカチを使い始めました。
なのでトトロのハンカチも
キャリアは20年ですがだいぶ遅咲きです。
ただ使っては洗濯、使っては洗濯を繰り返していて
干したらすぐ使うという感じなので
ボロボロな感じになってしまいました 笑

—こちらのハンカチはフォーマルな時に使う感じですか?
そうですね。
そんなに服とかおしゃれとかは気にしないんですけど
僕の一張羅といえばFRED PERRYなんです。
結構衝動買い系のハンカチです。
広げると柄が4つになっているところもいいですし
「ザ・FRED PERRY」な感じがして。
これは鼻を拭くタイプのハンカチではなくて
いわゆる見せハンカチです。
なのでこれはむしろ使わないかもしれません。
本当にちらっと見せるというか。
見せハンカチの中でもより「見せるだけハンカチ」というか。

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—タオル以外のハンカチも買われることはあるんですね。
それはもう最近になってからですね。
フォーマルに使えるものも持っていないとダメだなって思ったんです。

—何かきっかけがあったんですか?
社会人になって友達の結婚式とかもそうですし、
8年か9年前にじいちゃんが亡くなった時に思いました。
葬儀の時って礼服着てるじゃないですか。
出棺のとき号泣だったのですが
さっきのトトロのハンカチみたいなものしか持っていなくて。
実は恥ずかしくて出せなかったんです!
なので拭くこともできずに涙も鼻水もダラダラ流してて。
すごく悲しい気持ちと 恥ずかしくてハンカチが出せないという気持ちの狭間で
苦しみながらじいちゃんを見送ったんですよね。
「ああダメだな」って思ったんです。
それでいくつかフォーマルな時にも使えるハンカチを買いました。
でもやっぱり最初はタオル生地を買ったんですけどね 笑
必要性に迫られて、使うハンカチのジャンルを広げた
というところもあると思います。
受け身なハンカチライフですよね。
正直自分から「ハンカチが好きで!」と買うことはないんですけど
「使う」というところでは買っています。

—H TOKYOのハンカチを知ったきっかけは
やはり作業所さんでお願いしているお仕事ですか?
はい。大学の時からハンカチは使ってはいましたが
こんな風にハンカチにもおしゃれなものがあるとか
ハンカチ屋さんがあるとかそういった感覚は全然なかったんです。
世田谷福祉作業所に来て働き始めて
近くにH TOKYOというハンカチ屋さんがあって
そのお店から作業として包装紙やショップカードを
折る仕事を受けているのだと
先輩職員から教えてもらってはじめて知った感じでした。
失礼な話ですけどハンカチ一本で
作業所に仕事の発注ができるくらい商売が成り立つのかって
びっくりしました 笑
でも仕事を引き継いだ当時は
緊張する取引先さんという感覚が強かったですね。

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※世田谷福祉作業所さんで折っていただいている包装紙とショップカード

— 中村さんは世田谷福祉作業所さんで働く前も
同じお仕事をされていたんですか?
そうですね。
世田谷福祉作業所は社会福祉法人武蔵野会が
運営しているのですが、以前は同じ法人の別の施設で働いていました。
それが伊豆大島にある入所の施設だったんです。
島で4年間暮らしていました。

—大学を卒業されてはじめて働いた先が島ですか?
はい。そうなんです。
トトロのハンカチも連れて行きました 笑
配属先を希望できたんですが、自ら島を選びました。
青写真を描いていたんですよね。
のどかなスローライフというか。
当時テレビドラマで「Dr.コトー診療所」がやってて
島の人たちがすぐに覚えてくれて、優しく声をかけてくれて
頼りにしてくれるみたいな。
でも現実は真逆でした 笑
そんな一朝一夕には覚えてもらえないですよね。
その後異動して5年前に世田谷福祉作業所に来ました。

—H TOKYOと密にやり取りしてくださるようになったのは
最近ですよね。
施設の中の仕事としては作業の部門がいくつかあるんです。
その中にリーダーがそれぞれいます。
民間の企業や世田谷区からの仕事を請け負う窓口と
お菓子を作ったり手すきの紙雑貨を作る部門のリーダーが
一人ずついて3トップみたいな感じになっています。
企業や世田谷区からの仕事を請け負う仕事の窓口を
平成27年度から自分がやっています。

17_ショップカード折り

※ショップカードを折っている様子

—大学でも福祉のことを学んでいらしたんですか?
いえ、まったく違います。
大学では日本史を選択していました。
今全く役にたっていないです。
少しくらい歴史好きな人とかいないかな〜とは
思っているんですけど 笑 なので「大学卒業」というところだけが
残った感じで、勉強が今につながっている感じではないです。
教員免許はとろうかなあと思っていたのですが
途中でやっぱりいいかなと思ってやめたので
何も資格も知識もない状態でした。
バイトで少しかじっていたところはあったのですが。

—アルバイトでどんなお仕事をしていたのですか?
メインは焼肉屋だったんですけど 笑
ちょっと知り合いからお願いされて
知的障害を持つ小学生から高校生までの子供の
放課後の活動を支援する事業所があって
そこでアルバイトをしていました。
就職活動を始めるときに毎日スーツは絶対嫌!と思っていて
それでこれを仕事にしたらいいのではないかと考えました。
それで見つけたのが今の法人でした。
さらに島の勤務もあったので面白いじゃんと思って
面接の時も「大島に行きたいです」と話しました。

—実際に働いてみて仕事は好きになりましたか?
よく知らないし、福祉業界で何がしたいということも
あんまりビジョンがないまま働き始めたので
1年目、2年目はよく分からなかったです。
楽しいと言うよりはよく分からないという感じでした。
楽しくも辛くもないしモチベーションもないというか。
島も思った生活と違うし・・ そんな1、2年目でした。
自分から希望して行ったものの、
異動できるチャンスを早くも伺い始めていました。
でも3年目になって、大島での生活の中で地元の知り合いができたり
ごはんをご馳走になったりしているうちに
島暮らしが楽しくなっていました。
プライベートが充実してくると仕事にも目が向いてくるというか。
それからですかね、仕事も楽しくなったり
「これを頑張ろう!」というものが出てきたのは。

—島でも今と同じように利用者さんと一緒に
お仕事をするような感じだったのですか?
入所施設だったのでそこにずっと利用者は生活しているんです。
日中は作業する人もいれば
リラクゼーションをしたりとかもありましたが
分かりやすくいえば、「お風呂、ごはん、寝る、トイレ」などの
生活面の支援もありました。
ローテーション勤務で夜勤とかもありました。
世田谷福祉作業所の利用者より
障害が重度の方が多かったので
そういった支援の仕事をしていました。

—ハンカチについてのこだわりはありますか?
やっぱり基本はタオルハンカチです。
吸水力と慣れ親しんだこの生地感ですね。
これからもずっとタオルハンカチを中心に
見せハンカチを少し増やしていく感じだと思います。
「使う」なら、まずはタオル生地の中から選びますね。
あとは汚れが目立ちにくいとか。
「見せる」なら、ほらすごいでしょって
思わず見せたくなるものやポケットからちらっと
見えておしゃれなものがいいですね。
「こんなところにもちゃんと気を使っているんだ」と
思ってもらえるような。
ある意味見栄ですね 笑
見栄で買ったハンカチはよほどのことがあっても使いません。
二刀流のハンカチ王子なので。

—好きなハンカチの使い方はやはり・・・笑
涙を拭く、鼻を拭く、抑えるですね。
電車とかでも鼻炎で困ることが多いので
ヘビーユーズするハンカチは
ビニール袋に入れてから鞄に入っています。

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※実際に持ち歩くときの様子

—ハンカチは何枚くらいお持ちですか?
見せハンカチが5、6枚。
でもこれは劣化しないのでずっと増えていくだけでしょうね。
あとヘビーユーズしているタオルハンカチが10枚くらい。
これは使い潰す感じで100均で買っちゃうものもあれば
とっても上質なタオルハンカチもあります。
実は第三形態のハンカチもあるんです。
それも入れると30~40枚くらいですね。
残りの15〜20枚が第三形態です。

—第三形態ってなんですか?!
これはですね、趣味を兼ねたコレクションです。
実はこのトトロのハンカチもコレクションだったんです。
僕、スタジオジブリがめちゃくちゃ好きで
それと劇団四季も好きなんですよ。
舞台を見に行った時とかに手軽に買える
オフィシャルグッズとしてタオルハンカチを集めているんです。
なので基本は使わないです。
でももしかするといつかヘビーユーズに
移籍する可能性も秘めていますけど 笑

—第三形態チームは引き出しの中に入っているんですか?
大島にいた時は家を借りていたんですが
家賃が安いので広い平屋の一軒家に住んでいました。
その時は壁がいっぱいあったので
ジブリや劇団四季のグッズを全部飾っていました。
ストラップや非売品の何回か見たらもらえるグッズとかと
タオルハンカチも並べていました。
まるでミュージアムでした。
今は引っ越して家も狭くなってしまったので
引き出しの中にしまってあります。

—引き出しの中のハンカチたちはたまに眺めたりするんですか?
そうですね。
あとは何か人前で劇団四季のパロディとかをやる用事が
ある時にギャグ的に使ったりもします。
ハンカチをつなげてスルスル出してみたりとか。
そういう用事を自分で作り出したりもしますね 笑
これが第三形態の使い方です。

—世田谷福祉作業所でのお仕事について教えて下さい。
外からのお仕事だと、折り込みちらしを挟んだり
それをそのままポスティングに行くこともあります。
和菓子の箱を組み立てたりもありますね。
近隣の公園のお掃除もしています。
あとはお菓子の製造と手すき紙の雑貨作りです。

17_包装紙折り

※包装紙を折っている様子

—色々なことをやってらっしゃるんですね!
はい!やれないものはないと思います。
どうにかやり口を見つけてやってみせますので
ぜひお仕事ください!!!
普通ならめんどくさいと思ってしまう仕事こそ
得意な人もたくさんいますので。

—今後やってみたいこととかありますか?
我々としてこういう施設があるということを
まず知ってもらいたい気持ちはもちろんあります。
どんなことでも来てくれたりお仕事をいただいたり
することはとっても嬉しいんですけど
お仕事を頼もうとか来てみたいと思えるためには
どうすればいいかなと思っています。
それに、僕たちも相手のことを知らないとその辺って
歩み寄るの難しいと思うんです。
ただ「障害を持った人が頑張っています!」
とアピールするだけではなく
そういう福祉とかが分からない人でも
なんとなくニュアンスがわかる表現やツールを使って
発信できるといいなと思っています。
そのパイオニアとなるのが先日作った新聞です。

わいわいコマーシャル

—これはH TOKYOでも話題でした!
大変なお仕事だと思いますがとても楽しそうだなって。
ああいった時間を作っていることもすごいなと思いました。
あれももちろん仕事なので勤務時間中にやっています。
どんな時間かは企業秘密です 笑

—このお仕事は好きですか?
好きですね。
もちろん大変なことも嫌なこと、苦手なこともありますけど
それも楽しむというか。
「あれもこれもすごいことになった!」
みたいなことを楽しむ癖があるんですよね 笑
カオスになることに快感を覚えてしまうところがあるので、
そういう意味では向いているかもしれません。
大変な仕事ではありますが
でも大変じゃない仕事ってないじゃないですか?
それは、「ものは考えよう」かなと思います。
福祉だけが大変なのではなくて
仕事している人はみんな大変で、
福祉は福祉の大変さがあって。
そのひとつにすぎないかなと思っています。
「なのでなんで自分だけが!?」とか
「この業界は・・・」とかは思っていないです。

—中村さんからはとてもその前向きのオーラを感じます!
ありがとうございます!
もちろん反動で家の中でじーっとしている時もありますけどね。
それもバランスですから 笑
異動もあるのでずっとここにいるわけではないと思いますが
別の場所に行ってもその場所にあった盛り上げ方、
盛り立て方があると思うので そこを活性化していきたいですね。
今の立場的にも施設の中で直接利用者を支援するっていうことよりは
その職員を指導したり施設と外の企業や仕事とコラボしたりマッチングしたり
新しい何かやろうよ!という役割が増えてきたのですが、
それも福祉の仕事かなと思っています。
僕なんかは学生時代は全然勉強もしなかったから
実際に利用者と関わる仕事のレベルでは、
僕より優れている職員はたくさんいるし
自分は自分で得意な部分を生かして外から
色々なものを取り込んできて・・というところを
楽しみながらやるのがいいのかなと思っています。

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※ハンカチの使い方を実演してくださったお茶目な中村さん

ありがとうございました。
中村さんの前向きパワーにとても元気をいただきました。
お店にいらした際は世田谷福祉作業所の
利用者さんたちが折ってくださった包装紙やショップカードも
ぜひご覧ください。



中村勘太
1984年5月28日生まれ 32歳
血液型 A型
日本大学卒業
テニスサークルとお酒に明け暮れた結果、
一年間の留年を味わい、テニスサークル現役時代の輝き(?)とは対照的な
日陰を歩き続ける学生生活も1年間経験。
卒業後、社会福祉法人武蔵野会へ入職し、
伊豆大島にある入所施設で4年間、勤務した後、
現在の世田谷区立世田谷福祉作業所に異動、現在に至る。
働きながら、国家試験の勉強をし、介護福祉士と社会福祉士の資格を取得。
社会人になってから勉強する楽しさにも少しめざめ、
現在、漢検準1級受けようかな~と考えている。

2017.03.11

apples & oranges

現在、swimmie銀座店にて
eternal tenderness greenの中原緑さんがデザインをする
Handmade in Japanのバッグブランド「apples & oranges」の
バッグを3/21まで特別に展示販売をさせていただいております。

2017年2月に設立されたばかりのブランドですので、
実際にお手にとってご覧いただけるのはswimmieが初めてだそうです。

そこで、なんと、apples & orangesのみなさまが下記のスケジュールで
swimmie銀座店に在店してくださることになりました。

3/12(日)11:00-15:00 クリエイティブリード 佐久間海土さん
3/18(土)11:00-16:00 代表 小田駿ーさん
3/19(日)11:00-15:00 テキスタイルデザイナー 中原緑さん

バッグを手に取っていただきながら、
三者三様のお話がうかがえる貴重な機会です。

永久お直し保証が約束されたバッグ。
個々の毎日にそっとずっと寄り添っていてくれるようでそれだけで心強いですし、
apples & orangesの覚悟もそこからうかがえますよね。

ぜひ店頭にお立寄りくださいませ。

ショルダーバッグ(umi)着用画像

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