2018.10.27
発売するやいなや各店ですでに人気ものになっている
網代幸介氏デザインのハンカチたち。
発売を記念し、swimmie銀座店では
「異国のハンカチ売り」と題し、11/2-15の期間でフェアを行います。
*ご好評につき、さらに多くの方にご覧いただければと思い、
18日まで延長させていただきます
フェア中は原画の展示、網代さんのオリジナルグッズの販売の他、
今回のために作製いただいた、
ハンカチの生地を着たぬいぐるみたちがお目見えします。
夢のように愛おしいハンカチ売りたち。
どんな言葉を話すのか…どんなハンカチをおすすめしてくれるのか…
想像するだけでワクワクしてしまいます。
また、網代さんのハンカチ、もしくはグッズを
1000円(税抜)以上お買い上げの方に
ハンカチ売りたちのブロマイドをノベルティとして差し上げます。
*なくなり次第終了
ハンカチのようにお守りになってくれたり、
あるいはペットのように愛着をもっていただけるかと思います。
網代さんの世界感を存分にお楽しみいただけるフェアになると思います。
特別な機会にぜひswimmie銀座店にお越しください。
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終わりのない夢///
角を奪い合う双頭の一角獣。
空から降ってきた石膏像に当たった不運な馬。
天地創造の舞台劇から逃げ出した蝶たち…。
終わりのないナンセンスな夢の断片。
65cm square,cotton 100%,3000yen
おまじない///
レネットは長い夢の中にいました。
いつまでも夢の中にいてほしいと願った7ひきの白ヤギたちは、
レネットに呪いをかけました。
すると、足はみるみる枝になり、やがて土に根を生やしはじめたのです。
一度木になってしまったらレネットは一生夢の中で暮らさなければなりません。
レネットはお母さんが子供の頃によく聞かせてくれた
おまじないを口ずさみました。
「心臓高い高いしちゃうぞ…」すると、白ヤギたちは、
おそれをなして一目散に逃げていきました。
こうしてレネットは長い夢から目覚めたのです。
52cm square,cotton 100%,2000yen
青い瞳のドレス///
柔らかな夜風が吹いています。年に一度の祝祭の日です。
村の住民はお気に入りの服を身に纏い、
歌いながら、丘の上にあるお寺をめざします。
お坊さんはろうそくを灯し、
犬は太陽の光をためた鏡を手にしながら歩いています。
青い瞳のドレスを着た女の子は、スカーフを揺らしながら踊りを踊ると、
お月さまはそのドレスをますます輝かせ、それはそれは美しいものでした。
52cm square,cotton 100%,2000yen
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Kosuke Ajiro 網代幸介
東京在住の画家。これまで国内外の展示で作品を発表。
平面、立体、アニメーションなど様々な方法で物語のある空想世界を表現する。