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2017.10.07

10月展開予定

10月展開予定です。

9.20(水)- いよてつ高島屋・松山

2017.10.03

僕の好きなハンカチ episode-28

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

28人目は世田谷線の宮の坂駅にある和菓子店「まほろ堂蒼月」の
職人・山岸史門さんにお話しを伺いました。
実は3年ほど前H TOKYOの催事でお手伝いいただき
催事以降にも色々とお店のお仕事でお世話になった方です。
その後ご自身の和菓子屋さんを開かれた山岸さん。
どんなハンカチをお使いなのでしょうか?

a

—ハンカチはあまりお使いにならないと聞いていますが
お持ちいただいたハンカチのことを教えていただけますか?

そうなんです。実は全然ハンカチを使わないんです 笑
だから奥から引っ張り出してきたんですけど。。。

b

—でも結構使いこんでありますね!
覚えていないくらい昔に自分で買いました。
買った最初の頃はわりと使っていましたね。
たぶん卒業式とかでスーツを着る機会があって
持っておいた方がいいかなと思って買ったんだと思います。
自分の記憶上最初のハンカチです。
冠婚葬祭とかでも持っていた方がいいかなと思ったんですよね。

—このハンカチをなぜ選んだか覚えていますか?
ちょっと地味目なのがよかったのと
青が好きだったのですごくいいなと思って買いました。

—小さいときはハンカチを持っていた記憶はありますか?

持っていたような記憶はあるんですけど。。。
一応持っていたとしてもポケットに入れっぱなしでしたね。
今でもそんな感じですけど 笑
あ!でも今仕事用に使っているのを思い出しました!

—ぜひそれは見せてください!
これですね。
もう破れちゃってるんですけど。
上生菓子とかを薄いハンカチで絞って
線を付けたりするのに使っているんです。

c

—これはもともとは手を拭くハンカチ用で買ったんですか?
そうです。
ずっと使っていなかったんですけど
仕事用の晒のふきんがちょっと厚いときがあって
しぼりにくいなと感じて
これいいなと思って使っているんです。
この薄さがちょうどいいときがあって。
だいぶ色も褪せていますし結構年期入ってますよね。

d

—和菓子屋さんならではですね!
はい。新しいハンカチの使い方ですね 笑

—こちらはタオルハンカチですね。

これは「おじいちゃん」って刺繍が入ってて。

e
—そういえばあだ名が「おじいちゃん」でしたね。
そうなんですよ。
友達がたまたま見つけたらしくて
「これおじいちゃんじゃん!」
みたいな感じで買ってきてくれたんです。
なんでもないときのプレゼントでした。
きっとおばあちゃんとかもあるんでしょうね 笑
しかも色も自分で初めに買ったハンカチと
同じ色でしたね。

—これも結構使っている感じがしますね。
これは結構使ってますよ。
バッグに入れて持ち歩いていました。
タオルってわりとかさばりますけど
これはサイズも小さめですし。

—ちなみになんであだ名が「おじいちゃん」なんですか?
腰痛持ちだからです。
腰痛がひどくて腰を抑えてたんですけど
いよいよ立っていられなくなって
座って仕事をしだしたら
「おじいちゃんみたい」って言われて
それからずっと「おじいちゃん」ですね。

—普段からタオルとか手ぬぐいとかは持ち歩きますか?
手ぬぐいは多々持ち歩きますが
あんまり出番はないかなあ。。。
基本バッグの中で忍んでます。
でもなんとなくバッグの中には入れてます。
夏場とかは汗もかきますしね。

—結婚式に行くとか特別な場面では
ハンカチを持って行くこともありますか?

忘れなければ 笑

—ハンカチとタオルと手ぬぐいだとどれが一番使いますか?

手ぬぐいですかね。
ふきんにもなりますし。
あと武器にもなります 笑

—武器ですか?!
水を含ませてピシピシっ!!って
相手をたたくんですよ。

—それは何の経験ですか?!
いや、時代劇ですよ。
それでやってみようと思ってやったら
痛いんですよ、これが。
子供のころ寸止めとかして遊んでましたね。

—今日奥様もswimmieのハンカチを頭に巻いてくださってますね。
お話し伺ってもいいですか?

奥様:大丈夫ですよ。
実はわたし結構ハンカチ持っているんですよ。
これもswimmieで買いました。
すごい色が可愛くて飾ろうかなって思っています。

f

—使い方としては頭に巻くのもお好きですか?
奥様:そうですね。これは結構使いこんでます。
母と銀座に行った時に買ってもらったんです。
詩が書いてあるのも好きです。
もう1枚のデザインを友達のプレゼントにも買いました。

—ありがとうございます!
ハンカチは何枚くらいお持ちですか?

奥様:こういうきれいなのは10枚くらいはあると思います。

—ちなみに山岸さんは何枚お持ちですか?
これで全部です 笑
だから3枚ですね。

—奥様は普段からハンカチはお持ちですか?
奥様:毎日持っています。
タオルハンカチが一番多いんですけど
swimmieのハンカチみたいな
綺麗なのはおでかけの時に使っています。

—結構銀座のお店に行ってくださっていたんですね。
奥様:そうなんです。
実はH TOKYOと同じ会社のハンカチ屋さんだと知らなくて。
まほろ堂が三宿のH TOKYOのイベントで
和菓子を置いてた時に知ったんです。
それまで分からなくって。
三宿も行きますけど、銀座のお店も結構行きます。
ハンカチバッグも持っていますよ。

—ありがとうございます!とても嬉しいです。
山岸さんはハンカチを新しく買おうと思う時はありますか?

ちょうど昨日松陰神社のnostos booksで
かわいい柄のハンカチを見つけて
久しぶりに欲しいなと思いました。
今日のネタにもなるし 笑
買おうか迷ったんですけどもう少し悩むことにしました。

—ハンカチを選ぶときのこだわりはありますか?
まず柄と素材感ですかね。
かわいいけど水を吸わなかったらやっぱり残念なので
肌触りとかその辺りを見ますね。

—山岸さんはH TOKYOのうちわの催事の時に
お手伝いできて下さいましたね。

そうですね。
ちょうどこのお店を始める前だったので2014年の夏ですね。
前職の和菓子屋をやめて物件を探している頃で
手が開いてたときにアルバイトさせてもらったんですよね。
羽田の卸先さんでのうちわの販売をやりました。

—そうでしたね。和菓子屋さんだから
日本的でうちわにぴったりだとスタッフで話していました 笑
でも結果的に結構他のこともお願いしちゃいましたよね

でもよかったですよ。
ハンカチのアイロンがけとかワッペン付けとか面白かったです。
あのまま就職すればよかったですね 笑

—H TOKYOの印象はどうでしたか?
H TOKYOという名前はなんとなく知っていました。
でもうちわを販売する仕事でしたし
「ハンカチ屋さんでうちわ?」という感じで
最初は少しびっくりしました。

—確かにそうですよね。
働いてくださっている時もその後にもH TOKYOのハンカチを
贈り物に使っていただいていましたよね?

そうですね。数回買わせてもらいました。
ハンカチってなんとなく手ぬぐいに比べて
上品なイメージがあります。
プレゼントにはちょうどよかったです。

—ハンカチにまつわる何か思い出はありますか?
ハンカチ屋さんでバイトしたことですよ。
ハンカチにワッペンつけたりする経験も
なかなかできないですからね。

g

—山岸さんは昔から和菓子屋さんになりたかったのですか?
高校2年生ぐらいの時から和菓子屋と思っていましたね。
高校出てからお菓子の専門学校に行きました。
何か作る仕事がしたかったんですよ。
いわゆるサラリーマンにはなりたくなくて
最初はなぜか料理人になろうと思っていたんですけどね。

—それは何か理由があったんですか?
特にはなかったんですけど。
でも昔からお菓子を作るのは好きで。
母が「べったら焼き」っていうクレープみたいな
ものを作ってくれてたんですけど
それを真似て作ったりしてましたね。

—やはり興味はあったんですね。
そうかもしれませんね。
中学の時に料理人と思ったので
高校も料理の学校に行こうかと思ったのですが
そのときはまず普通の高校に行きました。
ちょうどその頃テレビで「TVチャンピオン」が流行っててよく見ていました。
その中で和菓子の世界の色合いとかがとても綺麗で惹かれました。
それでもうその時に和菓子をやろうと思いました。

—それでお菓子の専門学校に行かれたんですね。
はい。
でも最初は洋菓子もいいなと思って。
1年生の時は両方やれたので洋菓子も作ったんですけど
やっているうちにスポンジはうまく焼けないし
バターとか油はベタベタするしやっぱり和菓子だなと思って 笑
2年目からは選択で和菓子を選びました。

—やはり卒業されて和菓子屋さんにお勤めになったんですか?
そうですね。中央林間の和菓子屋さんに就職しました。
おにぎりとかお寿司とかも売っているようなお菓子屋さんでした。
そこに4年いました。
その後に目白の和菓子屋さんに2年いて
次にカフェで3年お茶と接客の勉強をしてから
自由が丘の和菓子屋さんで働いて
自分のお店を開いたという感じです。

h

—たくさん修行されたんですね。
やっぱりいつかは自分のお店を持とうと思って
やられていたんですか?

そうですね。
和菓子を始めた頃からお店を持てたらいいなとは
思っていたんですけど、2件目の和菓子屋にいる時に
うちのおふくろが亡くなって、それが結構大きくて。
「いつかお店を手伝ってやりたい」って
言ってたのでやっぱりやろうと思いました。
その時はお茶も出してお店で食べられるところを
やりたいって話していたんで
自分もお茶も出したかったですし
接客を全然やっていなかったので
それで探して日本茶を出すカフェに勤めました。

—ご自身が作っている和菓子の中で一番好きな和菓子を教えてください。
栗蒸し羊羹ですかね。
味が好きですね。

—ちなみに得意な和菓子も教えていただけますか?
包みものが得意ですね。
大福を包むとか。
めんどくさいものが嫌いなんですけど、でも作るんですけどね 笑

—和菓子屋さんは好きですか?
好きですね。楽しいですよ。
辛い時ももちろんありますけど。
特に体は結構しんどいです 笑
力仕事ですしね。
でも和菓子屋は好きですよ。

i

—ありがとうございました。
インタビューさせていただいている間も
お客さまがたくさんいらしていて
若いカップルや赤ちゃん連れのお母さん、
常連のおばあちゃんなど
みなさんに愛されているお店なのだととても実感しました。
お茶も飲めますので世田谷線での散歩の際は
ぜひお店でひとやすみされてはいかがでしょうか?
またH TOKYOでもイベントでご一緒できたらいいなと思います。



山岸史門(やまぎしふみと)
1976年8月生まれ
まほろ堂蒼月 店主

2017.09.16

新作ハンカチ -淺井裕介-

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種を食べた獣///
Animal that ate the Seeds of Forest

size:46×40cm,cotton 100%,¥2000+tax

ぱくりとたべる、森の種、むくりと生まれる命の芽。
いのちを祝い、体の中に森が広がる。
やがて軽やかに森は駆け出す

小さなものたちが集まってこの世界はできているという考えのもと、
一つの種、土くれ、砂の粒、点と線、
そういった一つ一つを大切に思いながらアクリル絵の具と、
自分で採取した様々な土地の土を混ぜながら大きな絵を描きました。

・・・

2015/9/19-2016/2/28まで彫刻の森美術館・本館ギャラリーで開催されていた
淺井裕介 -絵の種 土の旅 でこの絵は展示されていた。

aa

冬の眩しい光が差す明るい空間で、
この深い深い緑の森の生き物たちがうようよと動き出しそうだったことを、
いまでも鮮明に覚えている。
本当をいえば、残像が光とともに確かに動いて、
四方八方へと胞子のように飛んでいった。
隙間なく満たされた淺井さんの絵には空白はないが、
物語を紡ぐ余白が無数にあると感じた。

ポケットの中で、かばんの中で、
ハンカチから飛び出した命が生き生きと動き出す…
そんな妄想をしながら、みなさまにハンカチをお届けします。

IMG_6899

■淺井裕介 Yusuke Asai
1981年東京生まれ 画家
現地の土を使った「泥絵」や、横断歩道用の白線を使った大規模な路上アートなど、条件の異なったいかなる場所においても作品を展開する。
近年は立て続け国内外の美術館などで10mをゆうに超える泥絵の大作を発表して注目を集めている。
2009年VOCA大原美術館賞 第26回タカシマヤ美術賞 他多数受賞

2017.09.09

-HANDkerchief- at online store

a

DSC_0643

大好評のため、すぐに完売をしてしまったbanryokuさんのHANDkerchief
数量限定で再度お作りさせていただきました。

ありがたいことに遠方の方からもたくさんのお問い合わせをいただきましたので、
今回はオンラインストアでも数量限定で販売をさせていただきます。

オンラインストアでの発売は2017/9/12 12:00よりスタートいたします。
ぜひこの機会をお見逃しなく。

*実店舗ではswimmie銀座店で発売中です

2017.09.05

9月展開予定

9月展開予定です。

8.26(土)-9.14(木) Today’s Special 自由が丘

9.20(水)- いよてつ高島屋・松山

2017.09.03

私の好きなハンカチ episode-27

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

27人目はH TOKYO三宿店スタッフの飯田百恵さんです。
信じられないことに大学生、高校生、中学生の
3人の子供の母でもあります。
少女のようでもあり、しっかりお母さんでもある飯田さんは
スタッフからもとても信頼されている
三宿店のマスコット的存在です。
勤続6年目になる飯田さんは
どんなハンカチが好きなのでしょうか。

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—たくさんハンカチを持ってきていただきましたが、
お持ちいただいたハンカチの好きなところ、おすすめのポイントは?

H TOKYOとswimmieのハンカチの中からいくつか持ってきたんですが、
まずはswimmieのリネンのブロックチェックハンカチですね。
どうしてかよくわからないのですが、
この素材感や懐かしい感じがするところや、
大きな黒のチェックがすっごく好きなんです。
縫製がほつれてしまって、ボロボロになってしまったんですが、
それすらも可愛く思っています。

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—京都店のスタッフの清野さんも好きなハンカチに
同じハンカチをあげていて、
同じようなことをいっていましたね。
つい最近再入荷したので、私もほしくて買ってしまいました。
※清野さんの「私の好きなハンカチ」

そうでしたよね。
このハンカチの持つ雰囲気が好きでついつい引き出しから取り出してしまいます。
このハンカチだけではなくて、ブロックチェック柄にキュンとして
胸が締め付けられるんですよね。
ブロックチェックへの愛がね…笑
息子たちもハンカチを毎日使っているので
この2枚は息子たち用に買ったものです。
洋服だと持っていないのですが、ハンカチだと見たら
買わずにはいられなくなってしまいます。
それとヘリンボーンもそういう気持ちになります。
あったかいというか、なつかしいというか。
そういうものをハンカチに求めている気がします。

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—次はどんなハンカチですか?

これはH TOKYOの細かいドットのハンカチなのですが、
本当は規則正しく並んでいるものが苦手で 笑
怖いもの見たさみたいな感覚と少し近い気もするんですが
気持ち悪いと思いながらも惹かれるものがあるんです 笑
このドット柄は気持ち悪くはないですし薄い生地感も好きで、
2サイズ展開していたのですが、どちらのサイズも持っていました。
子供の野球の応援などで外で過ごす時間が多いので、
大きい方は日除けとしても使っていましたが、
つい先日グランドに忘れてしまい無くなってしまいました…

momoe11

—わ…残念ですね…

そうなんです。
なぜか大切なお気に入りのものばかりどこかに忘れて
なくなっていくんです…
バッグや洋服のポケットに入ったままになっている
ものもあるかもしれません。

—次のハンカチもいいですね!
スタッフの所持率が多いハンカチですよね。

そうですよね。
これもすっごく好きでキュンときます。
ゴブラン織りの感じも色も全部好きです。
これはプリントされたゴブラン織風なんですが、
荒い折り目の織物が好きなのかもしれません。

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—次のシリーズは少し年季を感じますね。

これは中学生の頃に使っていたAtsuki Onishiのハンカチと
高校生の頃に使っていたKENZOのハンカチです。
このAtsuki Onishiのハンカチは結構持っていましたが、
残っていたのはこの一枚でした。
親からハンカチを持つように言われていたわけではないんですが、
好きで毎日持っていましたね。
お小遣いで自分で選んで買っていました。

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—中高生にしてはちょっと渋めですね。

そうですよね。
デパートのハンカチ売り場で買っていた記憶があります。
小さいハンカチではなくて大人の大きめのハンカチが好きでした。
自分のお金で買える身近なもので、
制服でもテンションをあげられるものだったんじゃないかなと思います。

小学生の時は制服の腰あたりに安全ピンでハンカチを
留めているお友達がいて、それを自分で真似てやっていました。
そういうのに憧れていたんですよね。きっと。

—小さい頃からハンカチをお持ちですが、
ハンカチが好きだったんですか?

「ハンカチが好き」って思ったことはなかったんですが、
ファッションが好きだったのでその中の一部だったと思います。
でも、ハンカチ屋に勤めてからこんなに意識するようになりましたね。
この機会に改めてハンカチのことを考えたのですが、
服飾の学校を卒業したので、
小物とか子供のものは手作りで今までいろいろ作ってきたのですが、
ハンカチだけは作ったことがなかったんです。
今でも作ろうとは思わないですし。
四角く縫うという簡単なことに思えるのに、なんでなんですかね。
洋裁をする人は多いのに自分でハンカチを作ろうって思う人は
少ないと思うんですよ。
だから、ハンカチ屋さんていいなって思います。

—たしかにそうかもしれませんね。
ハンカチって本当に奥深いですよね。

—こちらのシリーズはハンカチ?ですか?

卒業旅行にイタリアに行った時に購入したものなのですが、
これは素敵だからみんなに見せたい!と思って持ってきたのですが、
ハンカチだと思ってずっと大事にしていたのですが、
久しぶりに出してみたら、どうやらカトラリーを置く
ナプキンだったようです 笑

momoe10

—でもすっごく素敵ですね!
このお茶目な柄も手刺繍の技術もすばらしいですね。
お宝ですね。

きっと気に入ってくれると思っていました!
ハンカチではなかったけど、見せられてよかったです。

—毎日のハンカチ選びはどのようにしていますか?

その日の洋服に合わせることが多いですね。
差し色にするときもあれば、素材感だったり。
でも持っていくのは一枚だけではないので、
そういうのを一枚は選んで、
だいたい毎日2,3枚を持ち歩いています。
1枚はポケットに入れて、2枚目以降はバッグにいれています。
使わなかったものを取り出し忘れて、
気づいたらバッグの中にたくさんのハンカチ入っていることもありますね。

—昔から2,3枚はハンカチを持ち歩いていたんですか?

やっぱりH TOKYOで働き始めてからですね。
それまでは1枚でした。
持ちたいハンカチが増えたからですね。

—ハンカチを買う時のこだわりはありますか?

もう好きか嫌いかですね。
だからそのときそのときで全然好みが違いますね。

—好きなハンカチの使い方はありますか?

口を拭く、顔を抑える、膝に敷く、鼻をかむ、
テーブルを拭く…とかスタンダードな使い方も好きですし、
大判のハンカチは日除けにしたり、頭に巻いたり、
ファッションとしても使います。

—ハンカチは何枚お持ちですか。

数えたら56枚ありました。
本当はもっとあったはずなんですが、
さっきお話したように、なくなってしまったものも多くて…

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—ちなみにH TOKYO/swimmieのハンカチを知ったきっかけは何ですか?

三宿店の近所に住んでいるので、お店の存在はずっと知っていたのですが、
なかなか入るきっかけがなかったんです。
贈り物をする機会があって、子供用ハンカチに
刺繍を入れてもらったのが初めてでした。
子育てもしていたので自宅からも近いし、
ゆったりとしたお店の雰囲気が素敵だったので、
こんなところで働けたらいいなと思い、勇気をだして
「募集してますか?」って電話をしました。
その時は残念ながら募集をされてなかったのですが、
そのあとしばらくしてたまたまHPを見ていたら、募集されていて、
緊張感もあったし近所だからだめだったら辛いなとかも考えて
なかなか応募できなかったんです。
それで結構ギリギリになってしまったので履歴書を直接届けに行きました。

—その時のことを私はよく覚えていて、
「あの人と一緒に働けたらいいよね」と一緒にお店にいた
スタッフと話していました。
今、こうやって6年も一緒に働けていてうれしですね。
入った当初と今とでは違いがありますか?

全然変わってないなっていうことろもありますし。
んー難しい質問ですね。
今はハンカチを求めてお店に入って来てくださる方が圧倒的に多いですね。
先日、息子の担任の先生に「日本一のハンカチ屋さんですよね」って言われたのはびっくりしましたね。
そういうこともあって、H TOKYOの浸透率が違うかなと思います。
あとは、ハンカチというアイテムを扱う雑貨屋さんも増えましたね。

—飯田さんのおかげで近所のお客様が入ってくださることもありますよね。

みなさん、やっぱり入りづらかったんですよね 笑
こんなところがあるんだって、近所のみなさんに知ってもらえて
よかったなと思います。

—ハンカチにまつわる思い出はありますか?

18年前くらいにnakabanさんの絵がとても好きで
展覧会があったので、どうしてもみたくて
レンタカーで夫に運転をおねがいして、
生まれたばかりの娘も一緒に連れて行ったんです。
それくらい好きだったのですが、
近年あまりnakabanさんの活動をおえていなかったのですが、
思わぬカタチでswimmieのハンカチとして
再会したことがすごくうれしかったです。
そのときの自分のことを思い出したりして、
胸がいっぱいになりましたね。

momoe09

—ありがとうございました。
nakabanさんのハンカチが発売されることを知ったときの
飯田さんの興奮具合が今でも忘れられないです。
また、6年一緒に働いていましたが、
小学生からハンカチをきちんと持っていた
というお話をきいたのは初めてでした。
三宿店は9周年を迎えますが
これからもキュンとするハンカチとの出会いを
一緒に楽しみ、お客様にお伝えできたらなと思いました。



飯田百恵
お店では、接客を中心に刺繍などもおこなう。
刺繍の世界は奥が深く、定番の刺繍に加え、オリジナル刺繍も勉強中。
今年の秋こそなにも考えず、
ひたすら編み物に没頭するだけの時間がほしい。
3児の母。

2017.08.09

HANDkerchief -banryoku- 8.15-28

HANDkerchief

布を中心としたユーモラスな立体作品が人気のbanryokuによる
新しいハンカチが登場です。

その名も「HANDkerchief」
ハンカチの手…? 手のハンカチ…?

宇宙人Aと地球人Aの2バージョン
¥2700+tax

DSC_0731 DSC_0714

風になびく姿も…

DSC_0672

バッグから、ポケットから、はみ出だす姿も…なんとも愛おしいです

発売を記念し、 2017/8.15(tue)-28(mon)の間、
swimmie銀座店ではフェアを開催いたします。
banryokuオリジナルのアイピローやサシェなどのグッズも店頭に並びます。
みなさまのお越しをお待ちしております。

*数量限定のハンカチの販売も8/15〜となります。



□banryoku 中村万緑子
2014-2016年の2年間、スウェーデンの離島にある学校でテキスタイルを学ぶ。
卒業しスウェーデンから帰国後、また渡米。
2ヶ月間パペットデザイナーの元でパペット制作を勉強する。
banryokuは俳句の季語「万緑」から名付けられた自分の名まえより。

IMG_2931 IMG_2928

2017.08.04

8月展開予定

8月展開予定です。

7.14(金)-8.13(日) Today’s Special 京都

8.26(土)-9.14(木) Today’s Special 自由が丘

2017.08.03

僕の好きなハンカチ episode-26

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

26人目は7年前にお客さまとしてお店に来てくださり
その時発足したばかりの
ハンカチ研究会にも参加してくれた坂田一城さんです。
お名前に「ー」が入っていることから
スタッフの間では「ワンさん」の愛称で
H TOKYOの初期からずっと見て来てくれた坂田さん。
懐かしい話もたくさんしてくださいました。
ぜひそのあたりもお楽しみください。

a (1)

—わあ!これは懐かしいハンカチですね!
7年ほど前にH TOKYOで買ったハンカチですね。
たぶんH TOKYOで初めて買ったものかもしれないです。
動物柄が本当に好きで。

b (1)
※左のブルーの動物柄が一番最初のハンカチ

—リバティー※の生地が多いですが昔から好きなんですか?
もともとリバティーというか基本柄が好きなんです。
その中でリバティーを好きになったきっかけは
柄物のシャツを洋服屋さんで見つけたことです。
でもそのシャツを買おうと思ったらサイズがなくって、
お店の人にかなり探してもらったんですけどなくて。
でもどうしても諦めきれなくて無いのを知ってて
もう一度お店に行ったんです。
そしたら本社に掛け合ってくれてサンプルを売ってくれたんですよ。
その時はその生地がリバティーだって知らなかったんですけど。
やっぱりそのシャツも動物柄でした 笑

※1874年に創立されたロンドンのリバティ社製のプリント柄のこと。

c
—これもリバティーですね。

そうですね。
生地屋さんで見つけて妻にハンカチにしてもらったんです。
彼女が特に裁縫をやっているとかではないんですけど
でも生地が好きだから「欲しい!」と思って買って
縫って欲しいとお願いました。

—動物の中でもたしかゾウがお好きでしたよね?
そうなんです。いつから好きか、なんでなのかも
全然わからないんですけどね。
でもこのUSA生地のハンカチは最高です。
色の中ではオレンジが一番好きなので
その両方がこのハンカチの中にはあって
本当に最高の1枚です。

d (1)

—どれも本当に懐かしいハンカチです。
引っ越してしまうまでは三宿によく来させてもらってましたからね。
動物柄はすごく好きなので見つけると買っていました。

e (1)

—動物柄のハンカチは今あるもので全部ですか?
ここまではっきりとした動物柄のハンカチは
持って来たものだけですけれど
シャツや手ぬぐいも動物柄が多いかもしれません。

—このハンカチも動物ですね
はい。トナカイの柄ですね。
どこで買ったか全然覚えていないんですけど
全く同じハンカチを2枚持っていました 笑
どこか日本の美術館だったと思います。
タグとかも付いていないからどこのか全然わからないです。
動物だから買ったんだと思いますけどね。

f—動物はもともと好きなんですか?
何か飼っていたりしますか?
実家でなんですけど、マルチーズを最初に飼っていて
そのあとハムスターでその次にうさぎ、
今はダックスフンドを飼っています。
爬虫類や昆虫も小さい頃から好きです。
大人になった今でも恐怖とか無いですし
そういう影響もあるのかもしれないですね。

—柄物以外にチェックとかストライプとかも持っていますか?
少ないですけど、持っていますよ。
チェックは1枚だけありました。
ストライプも1枚だけあって、ドットも1枚。
H TOKYOの皆さんに誕生日にもらった
ハンカチが唯一のストライプです。
刺繍もしてくれてたんですよね。
打ち合わせとか綺麗めな格好をした時には
必ずこれを使ってますよ。

g

—スタッフの中では自転車柄が好きな
イメージもありましたが…

家で見てみたら自転車柄のハンカチはそんなになかったですね。
動物柄の方が好きだったみたいです 笑

—H TOKYOを知ったきっかけはなんですか?
以前中目黒付近に住んでいたんです。
それで探検しようと思って自転車でぶらぶらしていました。
いつもは通らないんですけど
偶然三宿のH TOKYOの前を通ったんです。
もともとお客さんの誰もいないお店は入れない方なんですけど 笑
色と柄に惹かれて入りました。
その時にスタッフの大津さんが話しかけてくれて
色々話しているうちに「今度ハンカチ研究会やるからぜひ来てください!」
って教えてくれて。
1回目は行かれなかったんですけど
2回目の忘年会には行きました。
でも研究会に行ったのはそれっきりでした 笑
そのあとは一緒にごはんを食べたり
お客さんとして今もH TOKYOに遊びに来ています。

—その忘年会にワンさんというあだ名がついて、7年ですね 笑
だいぶ慣れましたよ。
H TOKYOに電話した時に自分から「ワンです」って
いうのは少し恥ずかしかったけど
最近はもう全然言えますね。

—奥さまとの初デートの前にもお店に来てくれましたね!

よく覚えてますね 笑
静岡に桜エビを食べに行ったんですよ。
でもその時受け取りに行ったハンカチは彼女にではなくて。
そう言えば今でも妻には買ったことがないですね 笑
友人のプレゼントには二人でもよく使わせてもらってるんですけどね。

—奥さまとは共有でハンカチを使いますか?
ハンカチは別々です。
入れる場所も分かれています。
お互いハンカチを畳むまではするんですけど
入れるのはそれぞれ自分で入れます。
なんとなく自分の「こう入れたい!」っていうのが
それぞれあるのかもしれないですね。
このハンカチはなんとなくここがいいなとか 笑
こだわっているわけではないんですけど、癖ですかね。

—ハンカチはどんな風に選びますか?
そうですねー…
そんなに『ハンカチを持っていく』っていう
意識が無いかもしれないです。
「今日はこれがあるからあれを持っていこう」
とかありますよね?
でも財布って持って行こうと思って持っていくというより
絶対持ち物に入っているじゃないですか?
ハンカチもそんな感じなんです。
持っていくもののひとつなんですよね。

—なるほど!でもお財布は決まってますけど、
ハンカチはいくつかありますよね?
それはどんな風に選んでいるのですか?
うーん…たぶん、気分だと思うんですけど
でも「最近これ使っていないな」と思ったら
それをあえて選ぶこともある気がします。

—手ぬぐいも多く持っていらっしゃるということでしたが
ハンカチとの使い分けはしていますか?

そう言われると、ありますね。
基本はハンカチです。
でも雨の日は手ぬぐいです。
そんなに意識はしていなかったんですけど 笑

—小さい頃からハンカチは持っていましたか?
部活をやっていたのでタオルが多かったです。
服もほとんどジャージと制服しか着ていませんでした。
なので洋服も買ったことがなかったんですよ。
休みの日もジャージでした。
だからハンカチを持つことはほとんどなくて。
でも高校を卒業して専門に入る時に
「服がない!」と思って 買いに行ったんです。
それで服を買うようになって
初めて買ったハンカチがこれです。
これはビームスで買いました。映画とのコラボでした。
10年以上使っているってことですね。

h

—ハンカチは何枚お持ちですか?
数えてみたら34枚でした。
半分はH TOKYOのハンカチでしたよ。
ここに通い始めて7年間は
H TOKYO以外のハンカチは買っていないです。
今まで「ハンカチを買おう!」と思って自分のハンカチを
買ったことはなかったんですけどね。
今ハンカチを買うのはH TOKYOと思っているので
他で見ることがなくなりました。
でも他の場所にH TOKYOのハンカチが置いてあると
ちゃんと見つけられますよ。
わりと洋服とかも気に入ったところを見つけると
そこでしか買わないタイプなんですよね。

—現在のお仕事は家具を販売している
ペニーワイズ白金店の店長さんですよね。

そうです。ペニーワイズに勤めて10年になりました。
専門学校ではインテリアデザインを勉強していて
その後は設計事務所にいました。
ほとんど現場監督でしたね。
そこで家の現場を見ていた時に家具屋さんに出会って
かっこいいなと思ったんです。
その時は思っただけだったんですけど
のちに仕事を辞めた時に家具屋になりたいと思って
イギリスに行きました。
帰って来てからペニーワイズに勤め始めました。
最近はデザインをするだけではなくって
実際に家具を作ってみたいなと思って
木工教室に通ったりもしています。

—ペニーワイズさんでもオリジナルのハンカチを作ってくださいましたよね。
そうですね。コロニアルチェック※のハンカチですね。
35周年の時にノベルティとして
作ってもらったんですけどすごく喜ばれました。
ガーゼみたいな感じで生地自体も良かったですし。
刺繍も入れてもらいました。

※1993年に英国のファブリックを集めてスタートした、 リネンとコットンファブリックを中心にオーダーメイドカーテンや ソファを制作・販売しているショップ。(ペニーワイズの2F)

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—ハンカチを買う時にこだわりはありますか?
とりあえず柄物は好きなので選びます。
その時のルールとしては
まず持っていない「色」であることと
持っていない「柄」であることです。
洋服も色はあんまりかぶらないようにするんです。
クローゼットは結構カラフルです。
靴とかもそうです。
とにかく持っていない色を選びます。
モノトーンは少ないかもしれないですね。
それとその「色」と「柄」のバランスですね。
好きな柄でも好きな色でなければ
気にならないでしょうし、逆もあると思います。

—ハンカチはどこに入れて持ち歩きますか?
だいたい左ポケットです。
携帯とかも左で打つんですよね。
右利きなんですけど。
あと手を拭いてハンカチをしまう時は
絶対広げてから折り返して
濡れた部分を中にしてからポケットに戻します。
その折り返した時の柄の見え方とかも好きです。
ハンカチを入れるズボンによって入れ方も変えますよ。
ポケットの大きさによるんだと思うんですけど
それもちょっとしたこだわりかもしれません。
このインタビューの話をもらって
こういうことも改めて考えてみたら面白かったです。

—ありがとうございました。
ワンさんと出会って7年。
H TOKYOのハンカチを愛してもらって
奥さまと一緒にご友人にもたくさんのハンカチを
贈り物にしていただきました。
こうして改めてお話が聞けて初心を思い出す
きっかけをいただいた気がしました。



坂田一城
1979.05.14
趣味:家具作り/キャンプ
今欲しいもの:ちょっといい鑿とカンナ
手に入れたらキャンプファニチャー作ろ
好きな事:歩くこと でも、自転車も好き

2017.07.11

7月展開予定

7月展開予定です。

7.14(金)-8.10(木) Today’s Special 京都

7.23(日) 旅フェス  TRUNK BY SHOTO GALLERY