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2016.02.14

スタッフ募集

銀座エリアの新規出店にともない、一緒に働くスタッフを募集しています。

swimmie 銀座店
勤務開始時期:3月上旬~
職種:アルバイト2名程度

【募集要件】
・アルバイトスタッフ(試用期間3か月あり、評価による昇給あり)
・1日8h勤務(別途休憩1h)
・シフト制3ー5日働ける方
・交通費実費支給
・社会人経験者優遇
・時間給 910円(試用期間880円)

【応募方法】
応募される方は、以下の住所に履歴書・職務経歴書をお送りください。
履歴書等は返却いたしません。
面談に進む方のみご連絡をしています。

会社名:オールドファッション株式会社
住所:東京都世田谷区太子堂1-1-11-102

働くことは、必然的に生活の重要な部分を占めます。
そのひと自身が働く環境として、自分の目指していることに合っているか、身に付けられることは何か、その仕事や人生でのプラスになることをイメージできることが大事だと考えています。

また一番大切なのは、本質的にその仕事を前向きな気持ちで楽しめているか。
真摯にまじめに仕事に取り組む中で、苦手なことも、たいへんなこともきっとあると思いますが、その根本でその気持ちを持てる環境であるかどうか。

そういったことを大事にできる店舗を目指しています。

他の店舗で仕事をしているスタッフの過去のインタビューがありますので、ご参考ください。

H TOKYOのしごと1
H TOKYOのしごと 2
H TOKYOのしごと 3

その他、詳細についてご質問ある方はお問い合わせよりご連絡ください。

2016.02.04

新作ハンカチ-YURI HIMURO-

HR

テキスタイルデザイナー氷室友里氏の人気のシリーズより新しく2柄が登場です。
透けているように見える特殊なプリント加工を施したハンカチです。

image-lake

*イメージ画像(水色の部分が透明の部分です)

lake///
見る角度によって湖の水面のゆらめきが見えてきます。

 

image-sauna

*イメージ画像(茶色の部分が透明の部分です)

sauna///
サウナの中でリラックスする人々を表現しました。

 

2/6,7—京都、3/5,6—東京にて開催される布博の氷室さんブースでも
今までの作品と合わせ全5種類をお手に取ってご覧いただけます。

ぜひお手にとって透かしてみたり、角度をかえてみたり…と
変化のあるデザインにわくわくして下さい。

■YURI HIMURO 氷室友里
日本とフィンランドでテキスタイルを学び、国内外でデザイン、表現活動を行っている。現在は織の組織構造からデザインするオリジナルファブリックづくりに没頭中。

 

2016.02.03

僕の好きなハンカチ episode-7

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

7人目は魚譜画家の長嶋祐成さんです。
今年1月に一緒にハンカチを作っていただきました。
魚を描くその原点とは?など制作にまつわることなども伺いました。

NG02

—お持ちいただいたハンカチの好きなところ、オススメポイントは何ですか?
実はあんまりハンカチもってないんですよ 笑
これは偶然に友達から4〜5年くらい前に誕生日プレゼントにもらったんです。
結構ヘビーに使っているのでシミとかもついちゃってます。
H TOKYOでハンカチを作らせていただくってなって
持っていたハンカチのタグをみたら「ここのだ!」って感じでびっくりしました 笑
すごく生地がしっかりしていて水を良く吸ってくれる感じがすきです。
全然ヘロヘロにならないんですよね。
洗濯した後アイロンしなくてもちゃんと畳んで
持って行かれるのですごくいいですね。
だからヘビーローテーションで使っています。

UO02

—こちらのハンカチも年期が入っていますね。
これは高校生の頃に学校に持って行く用に
母親が買って持たしてくれていたハンカチなんです。
引っ越しの度に脱落せずにずっとついて来たみたいな感じです 笑

—高校生の時もハンカチをちゃんと持って行っていたんですね!
いや、持ってけって言われてたんですよね。
高校生なんて手を洗ってもこうズボンとかで拭く感じじゃないですか?
だから持って行ってもポケットに入れっぱなしだったりとか
だったんじゃないかと思います。
たぶん母親がハンカチ好きだったんですよね。
コレクションブランドのライセンスもので
百貨店で売ってるのを買ってくるみたいな。
なのでいつもは棚にずっと入ったままなので
今日は久しぶりにアイロンをあててひっぱり出してきました。
特に大のお気に入りというわけでも無いんですけど
ずっと手元にあるので思い入れはあります。
母親は「これわたし買うたんや、へえ~」って言うと思いますけど 笑

UO01

—こちらもH TOKYOのハンカチですね。嬉しいです。
はい。これは今回ハンカチを作るお話をいただいて
最初の打ち合わせの後に何か1枚いただいていこうかなと思って
買ったものなんです。
サテンの生地がすごくきれいですし、サイズが大きいのもいいなと思いました。
使いやすかったですし、見た目がすごい好きなんです。
ポケットから出す度に楽しかったので。
これが写真ってすごいですよね。

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—こちらはてぬぐいですか?
はい。以前働いていた「ヒロコレッジ」さんのものです。
僕は洋服の専門学校に行っていたんですが、
卒業制作の審査は現在活躍中の外部の方々が行う仕組みでした。
その審査の時にヒロコレッジのお二人が来ていて。
僕の卒業制作が着物の染め方を取り入れて作ったもので、
就職先が決まっていない僕のことを「ちょっと面白いかも」っていう感じで
拾ってくださって1年間だけ働いていました。
ヒロコレッジの高橋理子さんは明確なコンセプトを
もってものづくりをされている方で、
デザイナーというよりはアーティストとしての考え方を
しっかりとプロダクトに落とし込んでいました。
もちろん、考え方だけでなくもの自体もすごく魅力的でした。
ものづくりや表現の考え方はヒロコレッジのお二人に学びました。

UO03

—「魚の譜」ってはじめて聞いたのですが、ジャンルなんですか?
あれは僕が勝手につけた名前です 笑
「魚譜(ギョフ)」っていうのはもともとあるんですよ。
僕がそれに「の」を入れて「魚の譜(ウオノフ)」と呼んでるんです。
「魚譜」は昔から日本で描かれてきた魚の図鑑のことです。
すごく有名な「魚譜」はいくつかあるんですが、
グラバーという幕末に長崎にいた人が
(スコットランド出身の商人で武器商人として幕末の日本で活躍した人物)
当時の日本の絵師に魚を描かせた図鑑があるんです。
その絵が本当にすごくて。細密さと美しさに驚きます。
グラバー図譜は細密で精確なタイプの魚譜ですが、
他にもちょっと人間みたいな顔をしていたりとか
イメージでデフォルメして描かれたようなタイプのものもあって、
そういうのを全部ひっくるめて「魚譜」と呼んでいるようです。

—もともと魚が好きだったんですか?
はい。もともと魚は好きで。
熱帯魚も飼っていました。
最初に買ったのは実はピラニアでした 笑
小学校低学年の頃、こども向けの漫画図鑑で
「怪獣のふしぎ」っていう本を買ってもらって。
それにはネッシーとか雪男とかツチノコとかの
未確認生物がいっぱい書いてあったんですが、
その中にピラニアとかチスイコウモリみたいな
「実在するって分かっているけれどちょっと怖そうな生き物」っていうのも
ごっちゃにはいっていて。
ピラニアに対する怖いイメージが必要以上に膨らんでたんです。
でも実はピラニアって熱帯魚屋さんで普通に売っているような魚で、
それを百貨店の屋上のペットコーナーで見たときに
「うわ!あのこわいやつがいる!」っ思ってどうしても飼いたくて、
クリスマスに買ってもらったのが始まりでした。

—一番好きな魚はなんですか?
色々あるんですけど「サバ」です。
見た目もいいですし。顔がいいんですよ!
アジとかサンマとかスーパーで見かける
光ものの魚にもいろいろありますが
一番顔がかわいいのがサバだと思っています。
口がかわいいんですよ 笑
あとは身体の断面がまるいんです。筋肉がすごく引き締まっていて。
色もきれいですし、背中の模様もいろいろで、
日本のと海外ので模様が違ったり、日本のサバの中でも個体差があったり。
そういう面白さがあります。
釣ってもたのしいですし、調理するときも
さばきやすい体のつくりで気持ちがいいんです。
だから見た目よし、釣ってよし、さばいてよし、食べてよしの
いろんな楽しみ方をさせてくれる魚だと思ってます。

—魚を描くきっかけはなんでしたか?
そんなわけでこどもの頃に魚飼ったりするのが好きだったので
それを見ていた父親がちょっと釣りに
連れてってやろうかって言ってくれて。
父親も釣りをしたことはなかったんですけど
同じ会社の方がよく釣りに行っていてその方から色々道具を借りました。
その中に本が一冊あったのですが、海の中はどんな様子になっていて
どういうところにはどんな魚がいるかっていうのを
結構デフォルメした感じのイラストで描いてあったんです。
簡単に描いてある小さい魚なんですけど
すごくリアルに特徴を捉えてあって
デフォルメしてあるのに明らかにその魚って分かるような。
こんな絵を自分も描きたいなと思ったんです。
しかも実際にその本に書いてある場所で
そこにいると書いてある魚が釣れるのが面白いなと思って。
そのころよくノートに小さい魚とかを描いてて。それがきっかけです。
小学校5年くらいだったと思います。

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※こちらが実際の本のイラスト

—それからはずっと描いていたんですか?
いえ実は中学校の終わりから高校にかけて徐々に魚から離れてしまって、
大学で実家を出て、その後行っていた洋服の専門学校時代も
魚を飼ったり釣ったりはほとんどしてませんでした。
また魚に触れ始めたのは社会人になってからです。
それも細々と飼っていただけだったんですが、
2008年頃のある日ににちょっと気が向いて、
こどものころにノートに描いていたみたいな魚を
イラストボードにまとめてみようかなと思って描き始めました。

—絵の勉強は特にされていないんですよね。
そうですね。習い事が苦手なこともあって、
きちんと学んだことはありません。
ただ絵を描くのは子どものころから一貫して好きでした。
洋服の専門学校の時も、洋服を作ることそのものよりも
デザイン画を描いたり、作った洋服にペンキで絵を描くというような
ことの方が好きでした。
なので普通のアパレルは就職できずに、なんとかヒロコレッジさんに
拾っていただいたんですが。

—絵は何でかいていらっしゃるんですか?
日本画用の絵の具で、水彩用の洋紙に描いています。
きちんと習ってないので使い方はめちゃくちゃかもしれません。
まずはえんぴつで下描きをして
マスキングインクで輪郭をたどって
はみ出さないようにわくをつくるんです。
そうするとはみ出すことを恐れずに
筆を動かせるので、そんな描き方をしています。

—ハンカチのこだわりはありますか?
つまんない答えですけどよく水を吸ってくれること。
あとは手に取った時にこれ好きだなって思える
見た目であるっていうのは大事だと思います。
手に取るたびに嬉しいですし、手を洗ったあとに
「あ、ハンカチ使おう!」って思う嬉しさがあるので。

—好きなハンカチの使い方はありますか?
普段会社勤めでスーツを着ているんですけど
ジャケットの脇のポケットにハンカチを入れていたんです。
でもなんだか膨らんでしまうのが嫌で。
ある日、取引先のかっこいい男の人がお尻のポケットに
ハンカチを入れていたんです。
その人はちゃんと身体を鍛えているような人で
もともとお尻がキュッとあがっていてたんですけど
よりお尻があがっている感があってなんかいいなと思って。
それで僕もお尻のポケットにハンカチを入れてみると
多少お尻があがった気になるんです。
鏡で見たことは無いので本当に上がっているか
確認したことはないんですけど 笑
でもそんな風に「自分なりの持ち方」ができてから
ハンカチ使いが楽しくなりました。
そうやってハンカチ使うのって楽しいなって
思い始めた時にハンカチを作らないかっていうお話をいただいて、
これはすごくいいタイミングだなって思いました。
あとは会社行くと机の上に出していることが多いです。
見た目が好きだと出しておきたいですし、手汗をかいた時とか拭いたり。
ケータイをハンカチの上に置いて振動を軽減したりもしてます 笑

—ハンカチは何枚お持ちですか?
10枚未満くらいですかね。てぬぐいも6~7枚持っています。

—ハンカチにまつわる思い出はありますか?
昔、そんなにお金に余裕がなかった頃、
何かの記念に妻にプレゼントをしたかったんですが、
あんまりお金がなかったので
何ができるかなと思ってハンカチを贈ったんです。
ハンカチってめちゃくちゃ高価なものでは無いじゃないですか?
でもいろんな選択肢があって、
どれを気に入ってくれるかなと思いながら選ぶ楽しみもありますし、
すごくすきなものがきっと見つかるでしょうし、
それをプレゼントするのはいいなって思ったんです。
ただそれが何の記念のプレゼントだったのか思い出せなくて、
妻ともあれこれ思い返してみたんですが結局分からなかったです 笑
でもそれも含めていい思い出だと思います。

—すてきな思い出ですね。これからもすてきな魚の絵をたのしみにしています。
ありがとうございました。



長嶋祐成 Yusei NAGASHIMA
魚譜画家。魚と一部の水生生物を専門に描く。
2009年からは企業や団体のコミュニケーションデザイン設計・実施に従事。
1983年大阪生まれ。京都大学総合人間学部卒。

2016.01.30

掲載のお知らせ

カメラ日和
vol.64   P.9
写真家 在本彌生氏によるハンカチ bananas on the street
ご紹介いただいております。

カメラ日和

2016.01.28

布博in京都 vol.3

テキスタイルデザイナー、布を使ったクリエーターが集う、布の祭典「布博」
毎回、多くの布好きをたまらなく魅了するイベントが京都で開催されます。

swimmieに参加いただいている

織作家:nagamori chikaさん
テキスタイルデザイナー:氷室友里さん

お二人も布博に出店されます

氷室さんが手がけたswimmieのハンカチも会場でお手にとっていただけます。

また、靴下パーラーでは「SOC TOKYO」が初出店いたします。

ぜひたくさんのテキスタイルに出会いに熱気あふれる会場へ足をお運び下さい。

布博in京都 vol.3
2月6日(土)11:00~17:00
2月7日(日)10:00~16:00
入場料:¥500(小学生以下無料)
会場:京都市勧業館みやこめっせ3F第3展示場(東西線「東山駅」1番出口より徒歩8分)

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2016.01.22

スタッフ募集

銀座エリアの新規出店にともない、一緒に働くスタッフを募集します。

swimmie 銀座店
勤務開始時期:3月上旬~
職種:アルバイト2名程度

【募集要件】
・アルバイトスタッフ(試用期間3か月あり、評価による昇給あり)
・1日8h勤務(別途休憩1h)
・シフト制3ー5日働ける方
・交通費実費支給
・社会人経験者優遇
・時間給 910円(試用期間880円)

【応募方法】
応募される方は、以下の住所に履歴書・職務経歴書をお送りください。
履歴書等は返却いたしません。
面談に進む方のみご連絡をしています。
会社名:オールドファッション株式会社
住所:東京都世田谷区太子堂1-1-11-102
その他、詳細についてご質問ある方はお問い合わせよりご連絡ください。

2016.01.09

閉店と開店のお知らせ

日頃よりswimmieをご愛顧いただきありがとうございます。

swimmieルミネ新宿店は1/31をもちまして閉店いたします。

2015年2月に3ヶ月の期間限定で開店させていただき、
みなさまのおかげで、さらに3ヶ月、そして半年と期間を延長し、合計一年間
この場所でswimmieのハンカチをみなさまにご覧いただくことができ、
スタッフ一同、幸せです。本当にありがとうございます。

3/31には東急プラザ銀座 地下1Fに初の店舗がオープンいたします。

また、2,3月は都内でPOP UP SHOPも予定しております。

これからもいろいろな場所でお目にかかれることを楽しみにしております。

*ルミネ新宿店での刺繍オーダー受付は1/30までとさせていただきます。
商品のお受け取りは1/31までにお願いいたします。

 

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2016.01.06

1月展開予定

1月展開予定です。

12.4(金)-1/31(日)gift_lab GARAGE Lounge & Exhibit

12.26(土)-1.12(火) 伊勢丹新宿4F

12.26(土)–イノブン四条本店

1.16(土)-2.2(火)カタカナ自由が丘店

1.16(土)-3.27(日)gallery5 東京オペラシティ アートギャラリー

1.20(水)-2.14(日)monomono新潟

1.26(火)-4.17(日)金沢21世紀美術館 ミュージアムショップ2

2016.01.03

私の好きなハンカチ episode-6

一番好きなとっておきのハンカチ、つかいかた、思い出など、ハンカチにまつわることを、H TOKYO/swimmieに関わる周辺のひとに、お伺いしていきます。

///

6人目はテキスタイルデザイナー・氷室友里さんです。
swimmieで透けているように見える特殊なプリント加工を施したハンカチシリーズをつくっていただいています。

a

—お持ちいただいたハンカチのお気に入りポイントなど教えて下さい。
まずは、このおにぎりハンカチ、3種類です。
学生時代にcoccaのコンペに応募して受賞したハンカチです。
コンペの審査員だったのがアリタマサフミさんで、
そのときにいろいろお話をさせていただいたのですが、
ハンカチが好きだということをお伝えしたら、
ぜひH TOKYOのオーナーさんとお会いするといいといって、
紹介して下さったんです。
なので、H TOKYOと繋がるきっかけとなったハンカチなんです。

—そこでH TOKYOのことを知っていただいたんですね。
実はH TOKYOのことはアリタさんから紹介していただく前から知っていました。
ハンカチが好きだったので、H TOKYOはハンカチ専門店なので、
絶対ひっかかりますよね。
その後、ハンカチ研究会にも参加させてもらったりもして、
今、こうやって関われていることがとてもうれしいんです。

b

—coccaのコンペ用に作ったハンカチなのですか?
もともとは学校の課題で、テーマが「JAPAN」だったのでそれを表現するのに、
ろうけつ染めとおむすびの組み合わせがいいなと思って作ったんです。
丁度、coccaのコンペのテーマも「JAPAN」だったんです。
商品化すると考えるとろうけつ染めではむずかしいので、
プリントでデザインをし直しました。
米粒もひとつひとつを描いていて、手が腱鞘炎になるかと思いました 笑
鉛筆の質感を出したかったので筆圧にも気をつかいましたね。
一週間以上、米粒をひたすら描いてました。
大学生だったんで時間があったんです。

コンペのときに、もう一つアリタさんに見ていただいたのが、
このオパール加工と転写プリントを使った透けて見えるハンカチです。
元々は学校の課題で作ったカーテン用の生地だったので、
窓から覗いている世界をどうしても出したかったんです。
ボルダリングと山登りのリフトの図案です。

c

d

在学中にYUSE DESIGNというユニットで活動をしていて、
そこから出したハンカチなんです。
その時は一枚一枚自作していました…
このハンカチは気に入ってはいただけたのですが、
H TOKYOでは天然素材にこだわっているので、
このままではH TOKYOでは販売できないということだったんです。
その数年後に似たような加工ができる技術が開発されたとお話をいただいて、
現在、swimmieから出ている透明プリントのシリーズが生まれました。

—在学中からいろいろ活動をされていたんですね。
そうですね。
YUSE DESIGNはグラフィックデザイン科の友人と組んでいたので、
テキスタイル以外の付箋なんかも作っていました。
ベーコンやきゅうり、たまねぎがそのままのカタチをしていて、
ノートで挟むとサンドウィッチになるいう付箋だったんです。
Sandwich Tagという名前で一時Amazonとかで販売もしていたんです。
何を思ったか、学生の時は大学を卒業したらフリーで活動をしたい!
と思っていたんです。
それで、在学中にどれだけ自分の実績がつくれるかみたいなものを考えて
商品をつくったり、コンペに出したりしていたんです。

—本当に意欲的で素晴らしいですね。
大学時代は設備を使いたい放題で、自分ががんばれば何でもできるので、
原価とかも考えず、面白いものがたくさん作れたなと思います。
思いついたらすぐできる、スピード感や納得がいくところまで研究ができたり。
もどりたいなーとも思います 笑

—そもそもハンカチのどういうところが好きなんですか?
これくらいのサイズ感でいろいろ持てて、
自分にとってオモチャじゃないんですが、
洋服とはちがって自分の本当に好きなものを持てる気がしていて、
そういう自由さが楽しいので好きなんですよね。
実は大学生のときに一時期、
女性に向けたブランドハンカチブランドを作りたいと思っていたんです。
洋服とはまた違って、似合うかとかマナーとは関係なく、
自分の気分で選べる、一番感情に近い部分というか…
自分がハンカチを選ぶ時は今日一日どう過ごそうか考えて選ぶことが多いんです。
そういう選び方ってすごく楽しいし、
そういう選び方を人に提案したいと考えていたんです。
感情をテーマに、いろいろな色や雰囲気のハンカチを揃えて
選び方を含めて提案するということをやりたかったんです。
今、株式会社スマイルズで働いているんですが、
その面接のときにスマイルズでやりたい事業として
ハンカチブランドの企画書をを自主的に持って行ったんです。
「私はこの会社でハンカチブランドを立ち上げます!」といって入社しました。
その企画書と一緒にサンプルとして持って行ったのがこの赤いハンカチです。
これは、手染めをしたのですが、元気にいきたい時に持つハンカチです。

e

もう一枚は友人の作家・いとうりえこさんのハンカチなんですが、
気持ちに訴えかけてくる、にじみや色合いが好きで、
これはやさしい気分になりたいときに持ちたいハンカチです。
これも気に入っていてよく使っています。

f

—え?!ハンカチブランドが立ち上がるんですか?
いえいえ 笑
それを考えていたときはまだswimmieはなくて、
swimmieが立ち上がったときに、
私がやりたいなって思ってたことをやってくれたと思ったんです。
なので、今はswimmieに関われてたら十分だと思っているので
新しく作る必要はないと思っています。

—swimmieのことをそんな風に思っていただいていたなんて…
うれしいです!精進します。

—最後のハンカチはどんなハンカチですか?
猪熊弦一郎さんのハンカチです。
猪熊さんの絵がすごく好きで、
個展のグッズコーナーですごく気に入って買ったハンカチです。
薄い生地感もキレイで、THE女性が持つハンカチだと思いました。
その1,2年後に、会社の後輩から「氷室さん絶対好きだと思って!」と、
色違いをプレゼントをしてもらって2枚あります。

g

—ハンカチのこだわりはありますか?
モノとしては何でもウエルカムで、かわいいものを見つけたら買いますし、
ハンカチを好きと公言しているのでもらうことも多いです。
選ぶときにその日の自分の気持ちに合わせて選ぶことにこだわっていますね。
作るときは自分の作品の一環としてハンカチも考えているので、
作品を作るときは、常にポジティブだったり楽しい気持ちになってほしいと思って
デザインをしています。

—いつ頃からハンカチが好きなんですか?
小さい頃から女の人がハンカチをさっと出す姿に憧れていて、
「大人~」「すごい綺麗~」って思っていたんです。
そういうシーンが好きでよく覚えていています。
ハンカチ自体が好きというより「大人の女性=ハンカチ」で、
憧れの気持ちが強かったです。
今でも、女性がハンカチを取り出す姿は自然と見てしまします。
大学でテキスタイルを学ぶようになって
このサイズ感で表現できるというのがすごいいいなというのもあって、
徐々に好きな気持ちが膨らんでいきました。

—ちなみにハンカチは何枚お持ちですか?
使っているのは30~40枚くらいですね。
実家に置いてあるのもいれると100枚くらいはありそうです。
今は、自分で作ったものをよく持ち歩いているので、
そのローテーションで使っていますね。
たまに、滅多に出さないものを使ってみたりしたくなります。

—好きな使い方はありますか?
使い方ではないですが、机の上に出しておくのが好きです。
会社に着いたらまずバッグの中からいろいろなものを机に出すのですが、
ハンカチもその一つです。
引き出しの中やポケットではなくて、机の上がいいんです。
あまり深く考えたことはなかったのですが、
見えるところに色があるからいいんですかね 笑

—これからもハンカチ好きによるハンカチのためのデザインを楽しみにしています。ありがとうございました。



YURI HIMURO 氷室友里
テキスタイルデザイナー・アーティスト。
日本とフィンランドでテキスタイルを学び、ハサミでカットして柄をアレンジできる生地や、裏と表で柄が変化するリバーシブルの生地など、オリジナルファブリックづくりを行っている。
2月6日7日 京都布博、3月5日6日 東京布博 に出展予定。